ピョンチャン・オリンピック

ソチ・オリンピックで、十代で金メダルを獲得した
羽生結弦のニュースを聞いたとき、うれしいとももちろん
思いましたが、いつものくせで、若い人の今後を心配する
心配性の気持ちがでて、あ、この羽生くん、これからの
人生だいじょうぶか?と思っていました


それは、十代という時期に、金メダルという人々があこがれる賞を
とって、おそらくは、ちやほやもされて、自分自身を見失わなければ
いいなという、心配でした


いいえ、そんな心配はあたらず、おそらくは前回の金をとったときより
さらに、厳しい精進をつづけ、またご存じのように、直前に
大きなトラブルに見舞われたのにもかかわらず、続けて金メダル
この偉業は、どうして、できるんだろうと、ほんとにうれしいし
また、若い世代って、実は期待できる人、いるんではないかって
思えて来て、二重にうれしいのです


もう20年以上がたちましたが、阪神淡路大震災が起こって、そのとき
親しくしていた人が、まさに被災地の中心の出身で、少しなまなましい
話を聞いたのを、思い出します
そのなかの、ひとつが、なぜ、若い人がすごい数、ボランティアとして
活動するのか?そのことがすごい、すばらしいと語っていたという
ことです


日本人が好きだし、日本が好きです
そして、私も50代になり、若い世代について
期待もしますが、たくさん落胆もし、いろんな心配
ときには、ちょっと辛辣かもしれないですが、若い世代を
批判しています
ところが、羽生結弦くん、そして今回メダルや入賞、いいえ
出場してる、若い人には、共通といってもいいかも
しれないですが、世界を相手取って、どうどうと勝負し
結果もだしてる、若い人に、期待したいと思いました


このオリンピックでの、世界相手のどうどうたる、戦いは
きっと同じ世代の人をすごく元気づけることでしょう
このこと、その1点をとっても、すばらしく、いい活躍だなと
思うのです
さらには、今日、2月20日の日経新聞によれば
ノルディック複合で、銀メダルの渡部暁斗くんは、味の素の
支援、ジャンプの高梨沙羅さんは、森永製菓の支援を得て
自分のよさを磨いたということ
こうした、企業との支援関係も、はたして、自社はなにができるのか
ということのヒントのように、思えて来て
わくわくします


ピョンチャン・オリンンピック、思った以上にわくわく
する、思いがします
フィギュアスケートの1位2位もわくわくしました
若い人が、どんどん、大舞台で活躍し、そのことが
世代をはげましてる。そういういいシーンにであえて
気合がはいる、このオリンピックです