ランチミーティング

4年前くらいから、ランチミーティングを社員とやるのを
増やしています


ある社員がメンタルでへこむ事態が起こって
こういうことを、なるだけ、避けるにはどうしたらいいかと
専門家の意見を聞いたり、考えたりで至った、回答が
「社員と自分とのコミュニケーションを厚くする」
この1点でした


メンタルヘルスが気になって、特に私たち、ITの業界は
他の業界に比べて、メンタルにおける、休職などの発生の
割合は3倍あると、聞いたのです


そして、なぜ、iT業界がそうなのかと、自分なりに考えたときに
ひとつめ:上司が実際、接する機会の少なさ
ふたつめ:チームのあり方より、個人のスキルが優先して
配属を決めるという流れ


このふたつに、思い当たりました
ひとつめ、について。
慢性的に、忙しいことが、まず、あがります
それから、特に中小企業は、ひとりの社員、その人間として
いろんな意味で見守り、育てるための、てまひまについて、不足しがちです


ひらたくいえば、その社員が所属するプロジェクトが、まわればよい
とされてしまいがちです
いいえ、本来あるべき姿は、社員がいま取り組んでる仕事にどれだけ
自分の存在価値を感じてるか、また成長を実感できているか
長期的な見方をしたときの、安心感、自分のこれからのめざす目標を
会社、上司と共有できてるか?


こうしたことを、ひも解いて、いつも実感できるような
その前提となる、話し合いが行われているか


こういったことを、思って、ちょっとでも多く社員と
話してるということが、全ての前提だと、思うようになったのです


社員は、というか人間は、まじめで、向上心があれば
あるほど、不安も感じるものではないでしょうか


ランチミーティングをしていて、話がかみあうと、安心します
こんなことを、考えてます
そういうことが、自然体ででてきて、なるほどと意見交換できるのは
とっても、いいことと、思います


もっとも、社長と社員、そういう入り方をすると
つい、ドレッシング、つまり、いい子ぶってしまう
ということも、ありそうですが。


できそうなことから、やらなければ、はじまらない
そういう意味もあって、ランチミーティングをします
ときに、ランチミーティング、やってみると
こちらとして、気が張ってつかれてるなと思うこともあります
もちろん、ミーティングやって、よかった、リラックスと
今後の展望について、明るい気持ちになった、さあ、やるぞって
ときもあります


会社をやる以上は、所属してくれてる社員が元気で
今後に希望を持ち、さらに、利益も増えていくぞ
という状況を作りたいというのが、絶対的にあります


つい、絶対的とか、描きましたが
その前提が崩れてしまうと、存在意義があやうくなります


さて、ランチミーティング
ちょっとしたことに、気づいて、そこから
毎日できる、努力がはじまり、そのうえで
自分の人生の今後の、明るい場面をみつめる、そんな
ことが、くりかえしあるように、導きたいと、思います