責任感

責任感を、伝える


技術者にとって、責任感について
どの程度、自分の気持ちをいれこむことが
できるのか?
とっても、気になるところです


レベルがあります
担当者としての、責任感
チームとしての、責任感
ある組織の、決裁者としての責任感


会社に所属してる以上、普通は一定以上
個人に最終責任がある、という状態になることは
ありません


そうなのですが、複雑になった、システムを
思うとき、ある部分の、理解、ある部分のテストの
仕方について、あるチームしか理解していない
いいえ、はっきりいって、ひとりのSEしかその
テストが正しいのかどうかって、担保できる
踏み込み方をしないで、物事がすすむ
このことは、たくさんあると、実際みてきました


だから、「責任感」とも思うのですが
本人にしたら、そのここのこの、やり方が正しいと
人に説明できて、仮になにかの変更を担保する
ときのリスクはこれこれ、とういこと、あるなら
どうするのか、自分には、権限も責任もないしと
単純に、思われても困るのですよね


確かに、最終責任はない。しかしながら、そのポジションに
おいての、責任ははたしてこそ、技術者です


そして、責任感ということ、当然ながら
チームにいるなら、経験者が、経験薄い人に伝える
責任感を、高くもつということを、教える
ということが、いかに重要かと、思うのです


昨日、社員のひとりと、その責任感の伝え方について
意見交換しました


まったく同じ体験をして、の上で、どうするか
という話は、伝わりやすい
しかしながら、同じ経験がない人に「言葉」で
責任感の話って、できますか?
はい、それは難しいというか、まず、無理といっていいでしょう


じゃあ、しないのか?
いいえ、そこそこ、似てる状況、タイミングを
とらえる、ということは、「あり」ではないでしょうか


あまりに、「拡大解釈」しすぎて、しまえば
とらえにくいのは、認めますが、そこそこ
似てる状況があれば、あとは想像力で補い
伝えるということが、できそう、と、思うのです


こうした、技術者として、もつべき、アンテナ
気持ちの持ちようといったこと、やっぱり伝えてこそ
いいチームだと思うのです


しばらく、このことにこだわって、何人かと話してみたく
なっています