人間力

人間力、それは
自分で大事だ、と思ったことを
大事にできる、行動ができる、そういう力と
定義します


ブレインストーミングをしました
わが社、システマーズのよいところは
どんなところだろう


Hさんがつぶやきます。入社して指導してくれた
元請の、Mさん。その新しい技術を、いまのシステムに
応用する、その調べ方、確認する方法をみつけていく
そういうところが、素晴らしいと感じ、Hさんは
Mさんのような、仕事ができるようになりたいと
思ったのですね


そして、見事に1年、2年といっしょに仕事していく
うちに、Mさんのほうから、Hさんをずっと近くで使いたいと
言わせるまでなった、のですよ


そういう体験から、当社は仮に他社の人でも、いい影響
与えてくれる人と、出会って、そのいいところを
取り込むこと、うまいのではないか?そんなつぶやきを
しました


こうした、「いいな」、「素晴らしいな」という人と
出会って、そういう存在に近い行動がとれるようになる
このことは、自分が大事だと思ったことを、さらに
深める、努力をして、いけた、いい例だと思います


そのとき、いっしょにいた、ベテランのTさん
Tさんはいろんなめぐりあわせでで、何度か転職を
経験してるのですが、ほぼ、全ての自分が勤めた、会社の
人脈を、つなげているという話題になりました
あ、もちろん、出会った人すべてではないでしょうけど
それぞれの、勤めたポジションで、であった、そのとき
そのときのある、人、について、つながってる
というのですね


これまた、素晴らしいと思いました


人間力、こういうことも言えます
出会って、なにげない、会話をしていて、その相手の
話してることの、背景を理解、想像できて、その
素晴らしさに、気づけるということです


2年前に、備前に行きました
そこで、出会った、金重まことさんは
教えてくれました


自分が父親に、師事して、陶芸をはじめて、
5年間は、土づくりだけ、やりました。
いま、思うと、その5年間、基本となる
土と向き合ったということが、すごく大切なんだと
思えます・・・自分でうつわを作り出して
しまうと、自分の作ったものは、やっぱり見たいし
気になるのですね。まず土、と向き合う
ということが大事なんです・・・


この話と、そのとき見せてくれた、古備前と呼ばれる
安土桃山のころのものです、といったものが
含まれる、陶器たちが、いまも、思い出されます


ものづくりをずっとやってきた人の、まなざしを
感じました


技術者がいる、技術者が育つ、会社を経営してる
自分、示唆にとんだ、話を聞けたと、うれしく
なりました