9345

株価がさがってる
昨日は少しもちなおして、264円高で9345円
今年でいうと、6月くらいからつい先日まで1万円くらいで
はりついていた


このブログにも何度かかいていているが
株価というのは、やはり景気の判断をする重要な数字で
実際、金融機関の人、そしてもちろんマーケットに関わる人には
おおきな存在感である


「マーケットに関わる人」というのは
いろいろいるものだろうと思う
銀行や金融機関の「ディーリングルーム」とかを
想像する人もいるでしょうが
たとえば、一定以上の企業の財務担当者、資金担当者は
それこそ、そのまま、マーケットを気にする人だ
経営者もそうだといえる


日本企業が元気で、株価が上がってる状態をつくることは
とても大事だ
そうすることが、マーケットにお金を呼び込み
景気のいい循環がおこる
これはだれしもがいうことだ
それがいきすぎたのが「バブル」
みんなでいきすぎはいけないといいながら
「バブル」を待ってるようなところもある
面白いというか、ジレンマというか


企業も、一定の成長を続けることがその存続に
大きな影響を及ぼす
成長しつづけることが「目的」になっているといっても
いい


実際少子化がいわれて
いわゆる生産年齢人口でいうと
1995年の8717万人をピークに、過去5年間は毎年平均で70万人ずつ減っていて、
2009年はピークより552万人少ない8164万人になってるという
こうしたなかで
「成長を続ける」というのは
どういうことが起こるのか
そのきしみが、いまの経済、社会のありかたに
どう影響しているのか


株価はあがるのがいい
けど、あがり続けること
企業が成長しつづけること
こればかり、みていては「きしみ」はふえるか