マイナス金利の話

今週、2回続けて、銀行が顧客の仕事をしてる人と
話す機会があり、その2回とも、マイナス金利により
銀行は、投資を絞る方向だという情報がありました


このこと、背景としては、ずっと超低金利ということが
あるのにかかわらず、日本全体としては融資が伸びない
企業はお金を借りて、積極的な設備投資するということが
とても少ないということがあるんですね。


もうこれから書くことは、日本においては
「かつてそういうことがあった」との、なんか
昔話に聞こえるように、感じますが
金利敏感銘柄」なるものが、かつては存在したというのを
思い出します
それは、建設関連をメインとした、銘柄で、金利がさがれば
仕事がふえて、まっさきに、景気をよくしていく方向へ
走る、業界という認識だと、思い出します


不動産、建設は、その顧客が、ローンにより利用するということも
大きいのでしょうね


いま、マイナス金利で、銀行は資金調達のコストがあがる
だから、投資をしぼるということ
銀行にとって、コストとなるのは、もちろん資金そのものの
マーケットということもあるでしょうが、もうご存じのとおり
システム投資ということが、あるのでしょうね


ただ、銀行がマイナス金利に敏感に反応してるのは
おそらくは、経営陣のイメージの話で、話のなかで
その理由に使われやすいということになろうかと
想像します


かつて、1990年代であれば、IT業界にとって、金融機関の
存在感は絶大といってよくて、銀行が投資しないということは
IT業界の首をかなり、しめるといっていいかと感じたものです
もちろん、いま現在でも一定の存在感はあるのでしょう
しかしながら、相対的には小さくなってるのを感じます


アベノミクスといわれる、金融緩和により
経済活性化ということ、もっとなにか
ちがう手段により、行ったらどうかという感じがします


もっとも、やるといったら、やるという、「なりふりかまわぬ」
という姿勢が、政権にあるというのは、なにかやるのではないか
という期待感を、持つようにも思います
それはちょっと、大事な要素かもしれません


思い出せば、日本の強さはいつくも、失われたりしてるのですが
いくつか比較すれば、まだまだ、先進国のなかでも
相対的に優位な部分をもちつづけてる、ともいえるかなと
思うこともあります
そうした、まだなにかてこいれすれば、手がうてるうちに
もっと、経済よくしておかないと、と感じます


社会インフラの部分、治安の話、業界でいえば、製造業
とくに素材、そして自動車、やっぱりITもいれときましょう
まだまだ、やりかたで、伸びる部分があるのではと
感じます