[]26年前

高校の卒業式があった
残念ながら、大学の受験に失敗して
また1年勉強しようと
誓うときでもあった

だから
そのときの春の思い出は
美しい、甘いものではない

でもなぜか、そんなにみじめな感じばかりが
しないのは
やはり、いまでもつきあう、素晴らしい仲間が
いたからだろう

大学の試験に準備不足で、見事に不合格になって
まるで、全部の人格を否定された
ような気分になった気もしたが
いいえ、長澤哲也という存在は
こんなにすばらしい、仲間とほんとに
仲良く、真剣に向かい合えるじゃないかと
そう思った

なにかに、集中できることは大事
そして、視点としては可能な限り客観的な
ところを忘れずにもっていること
こんな一見矛盾したことだが
生きるうえで、とても大切な基本的なふたつの
要素で身に着けなければならない
思い出せば、10代のころに
するトレーニングだったのかもしれない

春はやはり、いろいろ思い出します