技術者の生き方

いま、日本を代表する企業、メーカーである
トヨタがリコールで話題になる
おそらく、私の記憶ではほとんど「はじめて」のことのように
思う
数年前に、三菱自動車が部品不具合とかいろいろ問題がでて
例えば、トヨタと比較したら、その品質管理という点で
ずいぶん差があるのではないかと思ったが
どうなんだろう
このこと、ちょっと注意してみておきたい


リコールとかを起こしてしまって、社員の意識はどうなんだろうと
思う
「もう二度とこんな問題を起こさないぞ」と思うか
「いまのままだと、第二、第三の問題がでてくる」と感じているとか
もしかしたらいろいろかもしれない
技術者であれば、「品質」という点で客から評価されるということが
そもそも、目指すところではないかと感じる


社内でも、「そもそも、どうすべきなのか」という視点を
忘れては決していけないねという話をすることがある
本来、どうすべきか
このことは大事
ただし、・・・すべきだけの視点で、いろんなことが進められるかというと
おそらく、それはNOなのだ
民間の会社で仕事をしてる以上、予算も決められてる、チームが決まって
そのメンバーの力量も一定の能力ということが普通だ
そうしたときに、もしいまの予算、担当者その他いろいろな条件で
進めたら、なにかまずいことがあると感じたなら
それは、必ずアラームをあげるということが大事である
そして、そのまずいことをどうするのか、最終的に責任をになって
判断できる人に早く伝えてどうしていくのか
決めていかなくてはならない


いろいろな場面でいろいろな判断をしていくのが
仕事ですが
でも、まず「そもそも、どうすべきか」ということを
いつかこのブログにも書いた
「人間として恥ずかしくない」ということを心に刻みながら
考えていきたい