岸田屋

うまい
もつの煮込みを、どうやったら、こんなに
素直でかつうまみがあふれたように
できるんだろう


よく言われるように、まっとうな材料、これは
新鮮な健康な牛のもつということでしょうね
を使って、手間を惜しまずに作ったということ
なんだろうと思う


岸田屋 月島にある、店はせいぜい17,8人はいるといっぱいの店
美味しんぼの第一巻に登場している、いっぺんいきたかった店
美味しんぼでも、このもつの煮込みが絶品とでてきて
三ツ星フランス料理のシェフに絶賛させたり
主人公自身、「こんなときは、岸田屋のもつ煮込みをしこたま
食べないと、気持ちが晴れないじゃないか」などといわしめる


いやみがないのだ。まったくくさみというものを感じさせない
仕上がりだ。だから、食べてるとほんとに笑みがこぼれてくる
日本酒がうまい。ついついのみ過ぎる
飲んでる(おそらく地元が多い)人の雰囲気がいい
食べること、飲むことを楽しんでいる


私は美味しいものを食べること、もちろん作ることも
好きだ。昨日食べたもつ煮込みは、その美味しいという定義を
一段あげなくてはと思うような、すばらしさだった
ちょっと、もつの煮込み、挑戦してみますかね?


昨日岸田屋につれていってくれた、先輩はもう20年の付き合いだ
その店も味、雰囲気がその先輩の人柄とあいまって
私の心をふわっと、軽くさせてくれた
人と酒を飲むって、いいものだと
改めて感じさせてくれる、夜でした