芸術家の足跡

去年の夏に信州白馬にいって、その帰り道大好きな
安曇野の景色を見に行った
池田町立美術館。山下大五郎の回顧展が開かれていた


安曇野の、田植えの時期の景色、有明山の姿の印象的なこと
収穫のころの輝く田んぼなどなど
こころ惹かれる絵に出会えた
そんなことで、今年はぜひ、5月だろうか田植えの時期に
安曇野に行こうと思ってる


見たあとすぐのブログにも書いたのだが、山下大五郎はいわば
安曇野の美しさを、私に目覚めさせてくれた。このこと
同じ景色にふれていながら、自分で感じれなかったのは
ちょっとくやしいという表現もしたのだけど
逆にいうと、アーティストの心に近いところで
感じることができたというのは、ある面いいと思っても
いいかもしれない
そういうことをまた思い出しながらそのとき買った美術館の
図録の解説を読んだら、そうした
美の発見といっていい、美しい景色などを絵に描いて
世に知らしめるのは画家の大きな功績といっていいと
書いてあって、ま、いわば公認のことなのかもしれない


そういえば、12月15日にこのブログに書いたやなせ・たかしの
詩は、中学生のころからずっとすきなのだが
いわば、画家がその一瞬の色を絵にすることの
輝くようなひととき、それを感じれることの感動を
見事に詩にしていて
うれしくなる


芸術家の足跡を追って、気持ちが潤うという体験は
とてもいい。ちょっと続けたくなってる