梅の季節

横浜に三溪園という庭がある
原三溪という、実業家であり、大変な趣味人でも
あった、人が作った。そして当初から
公開していたという


三溪園で、思い出すのは、梅だ
かなりの数の梅がある。白梅、紅梅
そして緑がかった色をしたもの
黄色の黄梅。
いつかテレビで、梅と桜を対比させて
説明していて


梅はかつての日本人が価値というか
美意識のなかでもっていた
しとやか、奥ゆかしさ、凛とした
といった、イメージ


桜は、最近の日本人の追ってるもの
明るさ、あけっぴろげ、みんなでやりたい
といった、イメージ


一概にどちらがいいということは
いわないでおきたい
ただ、梅をみたときのほうが、よりやすらぐというのは
やっぱりある程度の年齢になったということと
関係するかな


梅は、久良岐公園という、生まれ育った家から
自転車で15分くらいだろうかそこそこ大きい公園が
あって、そこでも梅林があって、楽しんだことを
思い出す
まだ寒いとき、「凛として」咲く花に
元気づけられた
話に聞くと、三溪園はいまでも茶道の世界では
いってみれば、横浜の中心といっていいような
場所で、茶会が開かれてるそうだ
なにかの機会に、梅をめでる茶会などに
いってみたい、かな