それは、共通のものを見つけることかな
たとえば、スポーツ、趣味が共通というのは
仲良くなりやすい
いま、私はテニスかな
テニスで会うと、なんか仲良くなりやすい
それは、テニスをしてるという自分にとって楽しい
時間を共有できるからだと思う
テニスをいっしょにすると、性格もわかるし、続けていたりすると
うれしくなる
先週、何度かいっしょにテニスしてる人にしばらくぶりに
連絡して、今度いっしょにプレイしましょうと誘った
その方を通じて、「あっ」ということがいくつかあった
それは、テニスのほんとに初心者のころ
ほんとに簡単なミニストロークも、ゆるいボレーボレーも
全然続かないという状態だったのに、全然いやな顔ひとつせずに
練習につきあってくれたことがひとつ。そんなとき
「なぜ、そこまでやってくれるんですか？」って思わず聞いていた
その答えは、「自分も初心者のころ、上級者に教わって世話になった
その恩をその人には返せないから、こういう形で返すということさ」
これは、とっても感激した。テニスを人間を愛する高い気持ちを感じた
なにか共通のことをして、楽しくいっしょの時間を
すごせたら、とてもいい。たとえば、偶然ということもある
今回の大災害、非日常のことをいっしょにすごすということは
やっぱり、共通の体験になる
電車がとまったとき、いっしょにいたりするのは
やっぱり、忘れないことになる
一連のことを通じて、とても大切だなとずっと思っているのは
気持ちを強く持ち続けるということだ
復興に向けては、まさにこれからが長い行程がある
ハードルをいくつも超えていかなくてはならない
そんなとき、心を強く持ち続けるということが大事だと思う
「もういいや」「いまさら」「どうせ、だめだ」
そんなふうな、ネガティブな気持ちをおしやり
まだまだ、なにかできるぞ、自分だから、できることが
あるぞ、未来に向かって、信じられることが増えたぞ
信じていける人と出会ったぞと
前向きに、考え続けること
人と仲良くなって、人を信じて
生きていきたい。できればその気持ちを
ひとりでも多くの人に伝えていきたい
