文章を書く

ただいま、当社では「文章を書く」ということを
材料にした、新人研修が真っ最中です
文章を書くこと、そのことを「得意」と思っている人って
かなり少ないと思います。そうしたなか
いい文章を書くということで、進める今回の研修は
それなりに、難易度が高いと思う


人に伝わる文章を書こう。
伝えた相手に期待する行動がはっきりしてる文章を書こう
このことって、とっても大事でかつなかなか難しいですね


ひとつめ
文脈整理力って言葉を本で読みましたが
ひとりひとり、言葉や文章を書いたときの背景がちがうので
仮に言葉自体はいっしょでも意味やニュアンスがちがうということが
よくあることです


ふたつめ
人の話を咀嚼するということが大事です
相手が、こちらが伝えたことを咀嚼して、考えたことを返してくれる
それをまたこちらも考えて反応する
そうした、キャッチボールはすごく楽しいです


何人か、この人と話してると、自分の頭もすっきりしてきて
考えがまとまってくるなーと思う人がいます
それは、うえのふたつのこと、あわせて「聞く姿勢」がすばらしく
こちらの頭の仲を外にだしてくれる感じがします


聞くこと
書くこと
話すこと
このみっつってとっても大事なんですね
灰谷健次郎の「天の瞳」で主人公の祖父が主人公に
学ぶという字のうえの、みっつのちょぼは
読む、書く、話すだといってます
大変ベーシックなんですが、そのことがよーくできること
それが、人間の力そのものといってもいいかもしれません


さて、新入社員研修。少しどうやろうかなと迷いがいまあります
ひとつには、伝わるということで
どうしても、いま出てきてる文章より、さらにいいものにしようという
欲がでます
そうしたときに、どう導くのか
ひとつには、「待つ」ことですね
昨日、いったん保留にした文章について、さらにいいものにしようと
考えていくということでしたが、大事なのは別のことを
しながらも、エッセンスを覚えていて
自分の考えを、追い続けるということでしょうか


ずいぶん、要求が多くなってしまいそうです