若いということ

わが社には、20代の社員が何人かいます
若いということで、期待を集めます
ときどき、自分が20代のころということを
思い出します
実際、覚えてるようで忘れてることも多いのかなと
最近、思います


自分の20代のころ、いっぱい遊んだし
体力はあるし、楽しかった思い出もある
でも、仕事はできないし(いまに比べればかな)
なんというか、自分のコントロールが下手だし
また自分のコントロールが下手だから相手に
うまくやさしくふるまう余裕もなくて
それがまた、自分でなかなかいやで
自己嫌悪したりしていた


なによりも、やはり「不安」があったように思う
不安、いまもありますが
いまの不安と質が違うという感じがする
いまは仕事で実績もあるし、自信もそれなりにある
不安といえば、いかに自分を会社を高めて、期待してくれてる
人に対してがっかりさせないように、いかにやるかという
いわば、プレッシャーですね
20代のころは、自分が自分でやはりわからないで
わからないことからくる、不安といっていいかな


プライベートの時間というのも、やはり大きな自分の
気持ちのもちようのひとつだと感じてる
つまり、プライベートでどんな時間を過ごし
どんなふうに、自分として満足感が得られるのか
だんだん、「足るを知る」といった感じがあって
それなら、そのためにどうしようということが
わかってきたということかな


実際、プライベートのこと、やっぱり結婚してから
自分で自分を客観視しやすくなったように思う
夫婦でおつきあいできる人には、やはり自分としても
おつきあいしたいなと感じるところがあって、実際それは
とても余裕のあるというかなかなか、いい楽しみ方を
してる人に思えて、そうそうそういうことなら
だいじょうぶという気持ちがわいてくる


そうしたなかで、自分の感覚とか考えてることが
人が幸せになるということと、ぶれてないかなと感じてる
20代のころは、やたら変なふうに高級なものにやっぱり
あこがれてしまったり、自分らしくない時間のつかいかたをして
かえってつかれてしまったりしていたのです


若いって、楽しい
でも若いってなかなか、自分がわからないのですよ
それがまた楽しいところでもあるのだけど
そんなに余裕をもって、自分のことをみられていたら
それこそ、若さがないって感じもする


若いってことは、二度とないしその時間を
思いっきりいろいろやってほしいと思う
仕事もプライベートも
そうして、時間を充実させて、見えてくるものを
感じてほしいな