今日新聞のスポーツ欄を見ると
クルム伊達公子、全豪オープンで勝利という記事があった
42歳で4大大会で勝利というのは、大変だと思う
ご存じのかたは多いと思いますが、テニスの世界では
オリンピックよりこの4大大会に、照準をあわせて
世界の強豪が集まってくる
ゆえに、このステージで活躍するということは
世界のトップに立ってるといっていい
伊達は、記者たちの「ベテランの鉄人たるゆえんは?」
という質問に対して、秘密はない、よく食べて、よく練ること
子どものようにねと答えたという
こうした活躍はほんとにうれしい
実際、10代のときとか20代で、身体の限界までチャレンジした
ことがあるか?というと、ないから
そのときと比べたらどうなんだということは、ほんとは
わからない
でも、おそらくいま自分は、一定以上スポーツをする
そういうからだ作りをしようと思ってる
身体が動くということが、とても大切に思えるからだ
テニスでもスキーでも、できなかったことができるようになる
ということは素晴らしい。だから重箱のすみをつつくように
いいこと、できるようになったことを、みつけて自分で自分を
ほめていこうと思う
そうして、モチベーションをあげることが、すなわち、生きるということの
エネルギーにつながると思うのだ
いま自分が取り組んでいる、「人材育成」ということ
例えば、会社とか、業界とか、年齢とか、そうしたことを
かるがると超越して、「生きる」という観点で思うということが
とても大事に思えることがある
それは、まず体調管理ということになると思う
伊達がいってるように、子どもがよく育つような
よく食べて、よく練ること、ある意味ここに、はじまりがあり
おそらくゴールがあると思うのだ
つまりは、いろんなストレスやら、自意識の過剰みたいなことは
ある程度さけられないのかもしれないが
やはり、よく食べて、よく眠るということが、すーっとできれば
怖くはないのだ
人が育つということの、基本はやっぱりいい生活、いざというとき
パワーがでる生活をしてるということがあると思う
だから、食べることに意識をもってほしい
そして、ほどよく体を動かして、いい眠りをもつということにも
意識を持ってほしい
また、ここのところ何度か「ラポール」という言葉をもちだしてるが
ストレスマネジメントという観点でいうと、仲間や上司と
ラポールの状態をもつということも、とっても大事ではないかと
感じだしてる
おそらく、伊達もまわりの人とラポールの状態をもってる
そう信じられるのがいい。
こう書いてみて、伊達の活躍を思うと
人間は誰も、世界の頂点で活躍できる、その基本的なものは
持っているのですよ。それを磨き続け、チャンスを
活かすかどうか、その点にかかっているのですよ