どう生きるか

ずっと、まえから、自分はどう生きたらいいのか
という問いを自分に、そして親しい人に
話して、考えて、ずっときた


その答えは、まだずっと探してる
ええ、少しというか自分なりのそのときの
ベストな選択はしてきたつもりだ
でも、まだまだだ。まだ迷い、より深くより高い
充実感や達成感を求めて、問い続けたい


例えば学生のころ20歳、21歳のころだろうか
仲間といろいろ話し合うのが好きだった
飲んで、しゃべって、裸の自分をぶつけた
そうした時間があったことは、いまでも自分の
宝物になってると思ってる
その中心テーマも、どう生きるかだった
20歳のころまで、学校の先生になろうと思っていた
その思いは、いまもある。人の世話をしたいのだ
生き方に迷うときに、なにかしらアシストできる
そんな自分でいたいのだ


2年ほどまえ、親しくしてる取引先の担当とランチをしたとき
若いその人は、なんらか例えば高校生とかに、世の中にどんな
職業があって、めざすべきはこんな世界だということをガイド
できるような仕事がしてみたいという話をした
素敵だなと思った。それは自分が感じた、必要な情報がないという
ことを、自分の経験を生かして、役立つように生きていきたいという
話に聞こえたからだ


いまビジネスの世界をみると、ひとつの見方として、大企業と
いえどもいろいろ余裕がなくなって、その端的な例として
ひとつの仕事をやるとき、ぎりぎりの人数、いいえある見方を
すると足らない人数で無理してすすめてるということが
見える
そんなことで、若い経験のない人をケアする管理職が不足する
そういう、余裕のなさということがある
一方で、サイズとしては小さいけど、キラリと光る会社が
活躍するという話もよく聞くところだ
まえは大企業しかもてなかった、情報とかチャンスを
やりかたしだいで、手に入れられるそんな、夢のある世界が
あると信じてる


いま、私はビジネスの世界で、自分の考えでビジネスを展開して
少しずつだけど社員もふえて、チャンスがひろがってるのを
感じる
生き方は、いろいろある
そうしたなか、ビジネスマンとして輝くにはどうすればいいか
技術者として、達成感のある生き方とはどうしたらいいか
いつも考える
このごろ思うのは、営業とか管理とか技術とか入り口はそれぞれ
離れてるということがあっても、おそらく一定のところから
似てくると思うのだ
人間として、大事なことが同じである以上
人の心をつかむ生き方ができるかどうかということが
一番大事だからだろう


若いときは、チャレンジを大事にしてほしい
自分をぶつける、自分を最大に生かせることを
みつけてほしい
わが社はそういうチャレンジしてる人を大事にしたい