語り合う楽しさ

先週末は、とても仲のいい、家族ぐるみのおつきあいの
夫婦と私たち夫婦で4人で食事をした


仲のいい人と集まって、おいしいものを食べれた
自然と楽しいおしゃべりに花が咲く
室町時代から、近世にかけての日本の絵画を
紹介する仕事をしてみたいという話がでて、うれしくなった


さて、ここで少し話の方向として、あれっと別れたこと
日本人、現代の日本人は、日本の伝統芸術について
どのくらい、認識があるのか


かたや、現代の日本人って、特に安土桃山であり、江戸期の
素晴らしい、絵画、アートについて、あまり知らなくて
その素晴らしさは、ほんとうに誇りに思っていいのに
とても残念という意見。


もう一方は、いいえ、現代の日本人は、日本の古いアートに
ついて、かなり知識と素晴らしいという認識をもってる
すでにそれはあることなんだという意見


ヨーロッパの文化って、圧力が高いこと
それに、日本は、文字もしかり、宗教もしかりと、他国から
いいものはうけいれるという、やりかたをずっとしていて
もちろん、受け入れたまま、そのままにしてるということはない
例えば、仏教は日本でこそ、発展をしたといってもいいかも
しれないから、そうなのだけど、受け入れるということを
ずっとしてきたということは、おそらくそうだ
それで、いまは欧米のいろいろに、流され、どうかすると
ひれふすように、日本独自のものを、みれてないということが
あるのではないか


例えば食器。安易に大量生産の、洋風のものを
使ってしまってるのが、割と多いのではないか
日本の陶磁器は、その使いやすさ、日常につかって
その良さがわかる、手作りの心配りなどがしてあるのだけど
そうしたことを、感じれてない人が多いのではないか


日本のアートを紹介していくということを
いいだした、人の気持ちがとてもわかる感じがして
うれしくなった
日本の、ものづくりの心を、受け取って、伝えていくのって
意味があると思う
思えば、日本のいまの産業は、目先の利益に、走りすぎているように
思えてならない
もうけ主義は、私は思うに、長期的には、利益にはつながらないと
思ってる。ほんものの良さをわかるということを
無視してる感じがするからだ


とても仲良しの人が、同じ視点で、日本の良さ
ほんものの良さを、伝えていく仕事がしたいという
ぜひ、応援したいと思った


器づくりの作家をたずねて、感じた、真実がある
そうしたことを、伝えるということも、意味があると
感じた
ほんものの良さ、ほんものを感じる良さ
大事だと思う