体力の限界

私の場合は30代の後半でしょうか
もう、どうしようかというように、仕事も重なり
自分の立場も危うくなるような、状況がストレスでもあり
それまで、頼りにしていた人もいろんな事情で
頼れなくなり、さて???
にっちもさっちもいかないぞ、という時期がありました


あとで、おもってみれば、おそらくは、ストレスにも
思うことは、自分で思い込んでいただけだし
仕事がまわらないぞ、というのは、やっぱり自分で招いて
いた、状況が何割かあって、「冷静に」いろんな
ことをすすめれば、自分の身体を守り、仕事も
なんとかするのは、そのときの仕事のしかたの
少なくとも時間という意味では3割減とか、そういうふうに
できたはず、などと、思えるのです


でもこれは、あくまで、あとで、思えること
その渦中にいる、自分としては、精一杯やってる
ということだったでしょう
そして、こういうがんばりは、自分が招いているのではなくて
どこかで、だれかのことを、責めたりしていたのです


こんなに、精一杯やってるのに、報われないのは、会社のいままでの
経緯が悪いからだ
同、いっしょにやってる誰それの、なにかが足らないからだ
同、ほんのちょっとの行き違いで、だれそれが育っていれば
こうならなかったのに・・・等々。


でもね、やっぱり、相当な部分自分なんですよね
冷静に、そして、痛みがある、つまり、会社が赤字になるとか
だったとしても、身体がもたないのなら、どこかで線をひいて
やり方をまったく改めること、そういうことをしないと
よくはならないのです


そのときの、仕事は、ようやくきりをつけることができ
身体も回復するために、手をうちました
休んでみると、なんで、あんなに、依怙地になって
がんばったのかというのを、ちょっとだけ、離れてみることが
できます
そして、それは、自分が納得できず、自分がそうしたいから
そうしていた、という構図が見えてきたりしました
けれど、すぐは、認められなかったけど。


スポーツと一緒という感覚で
仕事も、自分の限界に挑戦したいという気持ちは
そんなふうには、理解することができます
だけど、長く続けるには、バランスが必要です
その挑戦も、長く続けるという視点をいれての、挑戦にしなくては
なりません。10年、20年と続けるつもりで
自分を、活かす道をさがしたいところです


仕事を続けるには、やっぱり、心技体その3つとも
いい方向にいくように、バランスが必要でしょう
そういうことに、気づけるかどうか
それも、その人の力量といっていいと思います