可能性

ある社員に対して
あなたは、可能性がある、と語ります


ひとりひとり、可能性はあるのです
そして、その可能性を、花開かせることが
できるかどうか、その点が大きなことです


第一に、本人が可能性に気づいて、自分の能力を
開発していく、という決意をして、努力を続けられるか?


第二に、例えば「上司」「家族」といった本人を
支援する人の支援が得られるか


第三に、その本人が仕事してるなら、その業界、環境が
可能性を拡げていくのに、タイミングがあってるのか


この3点が、可能性が、実際に展開して自己実現
また本人が所属した、会社なり、そのチームが
いい成果を手にするということができるかどうか
ポイントとなるところでしょう


いまの日本のIT業界は?
というと、どうなんでしょう
第一のことは、個別性の強いことで、ここでは
書かないとして


会社のしくみとして、上司であり、なんらかチームとして
とか、本人の後押しをするようなこと、できてるのか


大いに反省すべきは、「忙しいこと」「生産性をあげろ
いいかえれば、利益至上主義」ということを
言い訳にして、人材の育成に、てまひまをかけるということを
さぼってるだろう!
とういうことが、あることです
忙しくたって、根本といっていい、人へのいろんな後押し
成長のための、あれこれを、さぼってしまっては
だめです


裏腹なのですが、常に忙しいというkとおは
業界全体で、需要が供給を上回ってる状態が
ずっとある、ということとも言えます


これは、今後のまだまだ、IT業界が発展するということが
あるのだと、思えて来て、一面はありがたいこと
ともいえるのですが、なんといっても、「生き残れるような
やり方をしながら」やっていきたいと思うのです


生き残れるやり方
はたして、簡単ではありません
でも、原則として、考えて、仕事するということが
絶対だろうと、思うのです


意識化の原則ということが、あります
スポーツの世界でもそうなのですが
「やればいい」といった考えで、言われた通りとか
練習するのではなく、なぜ、いま自分はこのことを
するのか、いつも考えるということ、です


その一歩は、「つなげて考える」ということです
自分がこの仕事をやって、その次はどうなるのか
その前って、どういうことだったのか


仕事は細分化されていますから、ただ、その作業が
できればいい、というと、なぜやってるのかが
見えなくなります


意識化の原則、考えるのです
なぜ、なぜ、また、なぜ


ときに立場を超え、背景の違う人と
いっしょに、考えるのです