ジャーナリズムとは、そもそもの存在意義という点からも
現在の、政治や経済その他の社会状況をわかりやすく
伝えて、矛盾や疑問点、そして改革すべき点などについて
警鐘を鳴らすということがあるのでしょう
そういう意味では、現在の体制批判などは、あるのがあたりまえ
なのでしょう
本日の日経新聞 「大機小機」
現政権のトップについて、日本がいかに危機的状況なのかという
ことを、例えば、フランスのミシュランが撤退したとか
日本電産の永守氏は、法人税が重いこと、労働規制の強化などから
日本から海外に出るといったという例をあげて
認識がないという点で批判している
企業にとって、日本が魅力ないところになってしまうということは
本当に由々しきことで、雇用がなくなるということに
直結し、国がなりたたなくなってしまう
ある面あるべき批判はなのは認める
一方で、こうしたことを読んだ私たちとしては
だから、「ダメなんだ」と思い込むのは愚かでしょう
日本は、すごい国だと、いまでも大変魅力のある国だと
思ってる
それは、芸能文化とか企業にとって直接的でないものを
あげようということでなく
人間の資質として、大変高いものがあること
また、実際、今回の経済危機にしても、過去のさまざまな
経済変動にしても、他国であれば決してできないような
リカバリーを日本はしてきた
それは、奇跡じゃないかと思うほど、すごいことだ
確かに、教育のことひとつとっても、今後日本が
いままで以上に発展するということを思うと、大変問題が
多いように思われ、このままではという危機感は
強くもつべきだ
ただ、自分の強み、日本の強みということも
いつも意識して、それを伸ばそうという気概を忘れずに
誇り高く生きていきたい
誇りということがとても最近大事に思える
逆説的だが、それだけ、日本人が誇りを失いつつあるという
これも、危機感かもしれない