技術者が自信をもつとき

指名で、仕事をしてくれないか、と言われる
そういう経験は、まさに、自分に自信をもてる
そういうときと、言っていいのではないでしょうか?


ITの世界で営業をしていて、26年がたちました
ソフトウェアの技術者は、いわば、人のなかにある
装置産業といっていいところがあります


技術者は、実績を作るごとに、できるという仕事が
ふえていくということがあるわけです


もちろん、技術の移り変わりは早いし、うかうかしていれば
置いていかれてしまう、そういう危機感はいつも
あるのではないかと思います


日本には、たいへん、厚い、産業の蓄積があります
だからこそ、いまでも、生き残れてるという
ことがあると思います
日本のブランドという意味では、ずいぶん色あせた
感じも、やっぱりみとめなければならないところも
ありますが、そうかといって、素材であり、インフラであり
さらに、これからさまざまな国が経験する、少子化だったり
高齢化という意味での、先進国といってもいい
強みもあります


そういう日本だからこそ、できる仕事がある
ITが生きる、そういう、基盤があると思うのです


そうした、日本のITのマーケットでは
まだまだ、技術者が活躍していく、そういう余地が
ずいぶんあるでしょう


若いときというのは、不安だし
なにか、はではでしい、変化ということに
あこがれることも、あるでしょう
誰しもそうです


ですが、自分の仕事ということを、考えるなら
なにが、いまマーケットしてあるのか
冷静に考えていくことは、とっても大事なことですね


あこがれ、があるから、モチベーションあがる
というのも、いいでしょう
ただ、「浮かれた気持ち」では、やっぱり
いい仕事はできないです


あこがれ、といった、いきいきするための
自分の思いは大切にしていいい


一方で、自分の足元をしっかりみてる
そういう、地道なことを、してる自分を
育てている、そういう両立ができたら
素敵です