歴史の道

大糸線 千国駅から、坂をのぼっていくと
街道にあったという、松本藩の関所がありました
塩蔵をそなえ、ちょんまげのある人形がその当時の
姿を想像できるようにあり、ちょっと、歴史ある、その当時の
ことを、想像してみました


関所というと、横浜にずっと住んでる自分としては
箱根にあったという、関所を思い浮かべます
同じように、ちょんまげの人形が当時の姿を
再現してみせていたように、思い出します


千国の関所から、またしばらく坂をあがっていくと
牛方宿という、塩の道として、まだ街道が機能していた
ときに、役割のあった、牛をいっしょに泊めるという
宿がありました


その当時使ったという、牛のわらじ、そして、木の枕が
あり、その当時をやっぱり、想像させる、そんななかで
時間を過ごすことができました


牛方という、牛を使って、塩をはこぶ役目の人の
賃金は塩で支払われたという、話が解説にありました
その当時の税金も、塩でというときがあったという
話もありました


塩という、生活必需品が、いかに大きな価値が
あったかということが、うかがい知れる話ですね


そういう、類の話でいうと、日本の封建時代の
殿様の、財力であり、規模の表し方は、米の取れ高ですよね
何石という、言い方をしたわけです
米がいかに、貴重かつ、生活の基本として、浸透していたのか
わかる、話です


歴史を感じる、なにかにふれたりは、楽しいですね
人がどんな営みをしてきたのか?
そのことを、知るということ
その時代の、暮らしかた、ものの感じ方を、知るという
ことは、いろいろ、勉強になります


今日こうして、ブログを書いていてふと思うのは
生活必需品が貴重なこと。生きるということに直結
するはずの、そうしたことが、大事だと、身を持って
知ってるかどうか
そのことって、とても大きな、ことだなと思うのです


いま食事はファーストフードがどんどん、用いられ
手作りするということが減ります
そういうことからも、なにが食べるということで
大事なのか、見えにくくなります


拡大解釈すれば、なにか、生きるということで
必要なのか、あいまいなまま、日々暮らすということが
あるように、感じるのです
これは、とっても、こわいことといっていいのでは
ないでしょうか?