井上陽水の作詞作曲にて
「とまどうペリカン」という曲がある
トリビュートアルバムで、ユーミンが歌う
どちらかというと、難しい曲だと思う
絶妙なタイミング、ホーンセクションのスリリングなフィルイン
すっかり、ユーミンの曲作りのすばらしさにはまる
今年の５月に高校時代の仲間がコンサートをした
昭和の歌謡曲、フォーク、ニューミュージックを
ギター一本で聞かせる内容だった
そのコンサートは、ライブハウスで行われて
ギターのインストロメンタルとか
デュオとか、ボサノバとか・・・
とても楽しいライブで、興奮していた
その興奮がさめやらぬ帰り道、みなとみらいの
夜の明かりをながめながら「とまどうペリカン」を
聞いた
こうした、ホーンセクションが効果的につかわれていて
リズムのある曲は、例えば上記のような
夜景を見ながらとか聞くのが好きだ
昼の、いろんな騒音とか現実をはなれて
夜のヴェールにつつまれ、まるで舞台のうえのように
美しいライトに照らされたものだけが目に入る
そんな夜の情景に似合うと思うのだ
最近のテレビCM、妻夫木くんがエレベータから
降りると、「大人」がまっていて
いっしょにビールをのむのがあるけど
大人って、結局とまどい続けるものだと
そうとまどって、ずっと自分はどこへ行くのか
考え続けることだと、感じたりする
そして、疲れたら、ビールを飲んで
明日また考えよう、明日またとまどい続けようと
気持ちは少なくとも元気になって
生きていく
そうして、行き続けられるのが、大人かな・・・
