クルム伊達公子の活躍

昨日、クルム伊達公子は39歳で、シャラポアに勝利
うれしいニュースだ


伊達は、若い人に奮起を促す意味で復帰したと言ってる
その意味で、伊達の活躍が目立って、若手があまり
出てきてるように見えないのは、ちょっと寂しい
伊達が引退したあと、ひとりで日本のテニス界を盛り上げていた
といっていい、杉山愛も去年引退した


そんななかで、伊達の活躍は、なにか胸にこみあげるものを
感じる
日本はいまだに、テニスブームで愛好者が多いのだから
活躍する選手にももってでてもらえたらと思う
もっとも、地方にいくと、かつてもっと大変なブームだったときに
いわば、作りすぎたテニスコートが使われず、寂しそうな姿を
してるのも目にする。一方都会だとテニスコートはどこも
いっぱい。こんなところにもいまの日本の姿がでてるのかも
しれない


テニスは「血のでないボクシング」といわれるくらい
相手と対峙して、相手をのむつもりで向き合うことが
必要なスポーツ。それでいて、直接なぐりかかることなど
もちろんできず、ボールにすべてのエネルギーを注いで
打ち込むだけ。
大好きな、「エースを狙え」には、高度な技には高度な美が
伴うものだという、セリフがあるが
当然そのとおりで、一定以上フォームをきれいに守って
言い換えれば身体の使い方を正しく使うことで
活きた、ボールが打てる


ニュースで少しだけ見た、伊達の動きは、やはり知的なプレイというか
相手に得意なボールを打たせずに、左右にゆさぶり、ミスを誘うという
小気味よいもの。世界4大大会で2度優勝してる、オオモノのシャラポア
いわば、手玉にとるような戦い方。
こうした、ニュースは自分を奮い立たせるのに、とてもいい
うれしいニュースだ。もちろん年齢がそれなりに近いということも
うれしい。やはり日本人が活躍するのもうれしい。そして
応援してる選手だから、やっぱりうれしい


気合がはいること、それは身体に力がみなぎってくる
その感覚がうれしい