栗ごはんが食べたい

群馬県水上の、もと学校だったという
宿に12年ほどまえに泊まった
そこでいただいたのが、栗ごはん
おいしかった。栗の甘み、風味たっぷりだった
栗の最高においしい食べ方だと思った


栗ってご存知のとおり、鬼皮とか渋皮とかを
剥くというのが、なかなかやっかいだ
よく前の日から水につけておいて、やるという
こうした、前の日から準備してというのが
いまひとつ苦手ということがある


料理っていうのは、連続しているので
例えば、鶏のスープなども、いちいちちまちまと
作っていたのでは、時間がかかりすぎるので
ドーンと作りたい
でも一方でやっぱり、3日くらいでは使い切りたい
2日とか3日にわたって、使っていくとか下準備する
というのが、あまりできない
思ってみれば、つけものとか煮物なんていうのは
そうしたことが大事で、時間をかけていろいろ
やるのが、大事とでてきたりする


栗は前日からだから、もちろんやろうとすれば
できるのだけど、なかなかだ
あと、栗ごはん、上記に書いた水上の宿では
栗を煮ておいて、一定のところ炊けたご飯に
まぜこんで、蒸らすという方法を
とっていたようだ。これは炊飯器でご飯を炊く
やりかただとやりにくい
でもあのとき、聞いた、おいしさの秘密は、あらかじめ
煮ておくときに、味付けができるからだと
説明を聞いたことを思い出す


日本料理のレシピは、土井先生の「基礎 日本料理」という
本をもとにしてることが多いのだけど
この本には、栗ごはんは、別に煮ておくという
やりかたではレシピが載っていない
両方やってみて、ためしてみるのが一番いいのだけど
あれあれ、やっぱり「時間がない」といういいかたで
しりごみしちゃうなー