ネクタイ

クールビズにて、ノーネクタイでよかった季節は
過ぎて、きょうからネクタイをする
暑いときは、ネクタイってどうもねと思うけど
基本的には好きだ


前に聞いた話にネクタイは、誰かにみせるというより自分の
心のはりをもたせるのにいいというような記述を
読んだけど、ああ、そうだなと思うことがある
つまり、大事なときになにか仕事を一生懸命
するということ、そうしたときに、着ているものが
よれよれで、汚れていたりすると、どうも
気持ちがもりあがらないもの


そうしたときは、ぴりっとしたスーツにて
ネクタイをしめて、気持ちをひきたたせたい
20代のころ、ミュージカルのサークルにいて
子供たちと、舞台を作る活動をしていたけど
本番が近くなり、子供たちにメイクをして
けいこをしたりすると、「のり」がまるでちがって
くる。メイクという魔法をかりて、子供たちの
心はひとつのゾーンにはいるのだと思う


仕事にしても、なにかことをやるとき、そのゾーンに
はいれるかということが、とっても大事に
思うときがある。別な言い方をすれば「のって」やれるか
今日は朝一番から取引先に会って、あいさつをする
そのあいさつ、ひとつが「いきいきと」「きりっとして」
やっぱり伝えたい。月曜日の朝だその一瞬の気持ちが大事


スーツとネクタイ。形から入るのが必ずしも
いつもいいかというのは別な議論
自分で自分の心の張りをだして、「のって」仕事を
したいとき、有効な自分の演出方法は、ぴりっと着こなすことだ