家族との時間

本日の日経新聞 一面「働き方 NEXT」

「育児を経験した社員は、自己管理能力が増し、仕事の効率が上がる」


これは、男性、女性を問わないと思う
例えば、観察力。子供を育てるということは
人のことを、見るということにつながる


そして、まだ自分のことを、コントロールできない子供と
育つということは、自分の状態をスタンバイにしつつ
相手がなにかをやるというときに、できる力をもつ
ということになるだろう


まあ、子育ての経験がない私がいうと、説得力が
いまひとつかもしれない


ただひとつ言えるのは、子供であり、家族との充実した
時間をもっている人というのは、自分を充実させるという
ことのために、いろんな工夫がしやすいということに
なるのではないか


仕事ということも、実際のところ、誰かの充実した時間のために
行うということがたくさんある
システムの目的が、「顧客の利便性の向上」
ということがあると思う。サービス業なら、まさに
そうだろう。その点をついて、コンビニは、成長を続けてる
といっていいのではないか


その充実させるというとき、家族とのいい時間があるか
そういう経験に裏打ちされているかということが
あるように思う


もっとも、このブログに何度か書いてるように
いまの子育ては、おそらく60代以上の人がかつて
経験したようなものとは、もう相当違うと思ったほうが
いいと思う
なにしろ、世の中、地域社会というのが、本当になくなってきた
といっていいのではないか


もしかしたら、しっかりした人たちは、私が知らない世界を
もっていて、どっこいそうはいっても、地域社会というか
自分たちで持ってる、コミュニティを生かしながら
生きてますということもあるのかもしれない
いいえ、あるのでしょう。そうしたコミュニティが
うまくまわってる人というのは、まさに、自分で自分を
充実させていける人なのでしょう


そしてまた、そうした生き方をできる人というのは
仕事もできるでしょう


仕事をすること
顧客からの要求度は必ず高くなっていく
ライバルの出現もあるでしょう
IT業界でも、海外のベンダーが、コンベティターという
ことも全然めずらしくない、むしらあってあたりまえ
という世界になってきた


競争激化、そうしたなかで、どう生き残るのか
もっと考え、もっと工夫していかなければならない
そうしたなか、社員をどう生かすのか
ということが、そうした考えの中心にいつもあるように
したい。この、育児が社員を充実させるというのは
大きなヒントにも思える