伊藤玄二郎
二十代に買い求めたエッセイ
最初はラジオだった。車で聞いた朗読
永井路子を案内してる文章だった
永井路子は、そのとき結構好きな作家だったので
印象に残った
史実をどこまでも調べていく
これは
強固な陣地、弾薬が必要だなどと
比喩をもちいて説明してるところなど
でてくる
プライベートでも親しいらしく
モーツアルトのファンだとかの
話題もでる
そんなきっかけで手にしたエッセイ
作家、里見惇の酒の話
いまの私のアートをみていく
道案内となった、高田博厚の話
極端にいえば、このエッセイをよまなければ
自分の行動が、いいえ人生が変わったと
思うようなことがら
そんな伊藤先生が主催する
建長寺の朗読会に
いってきた
先生は欠席だったが
教え子さんの言葉から
元気でおられて、ここにくれば
たいていあえるということが
わかった
少しわくわくする