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株価はここのところの売られすぎの反動が
でて、反発

そうなんですかね?
今日の日経新聞を読んで、実際反発した材料が
具体的には見えない。市場の動きの流れの中で
ということらしい


いまのヨーロッパのギリシャの政府債務に端を
発した、マーケットの混乱は「泥沼にはまった」と
みてもいいかもしれない
2007年ころから騒がれた、サブプライムローンの問題は
2008年のリーマンショックにつながっていったが
その結果論のような、解説にマーケット関係者は
サブプライムローンといういわば厚化粧した下に
なにがあるかをあえてみないようにして、マーケットの
好調を続けようとした。そしてあるとき、隠し切れなくなった
厚化粧のしたの素顔をみて、あまりにひどいことに
マーケットが反乱したというものがあった


今日の日経新聞のコラムに、ユーロがあることで
リーマンショックの際も、為替売りから逃れ
経済の弱い、南欧諸国は低金利を享受し、北欧は
賃上げを抑えて競争力を高めている
その、つけをマーケットがあぶりだした
あまりにひどい、債務問題。そして逆に為替で調整できない
矛盾の露呈
こうしたことも、上記のサブプライム等の結果論的な
説明にだぶって写るのは、私だけではないのではないか


心地よい、つまり経済がうまくいってる、もしくはうまくいってる
ように見えて、株価があがり経済発展の数値がでることを
優先しすぎているのではないか
結果的に批判するのはやさしい
フィードバックでなく、フィードフォワードできるように
なるのは、個人だけではなくて、いろんな国、マーケットも
含めた組織、社会全体の大きな課題のようだ


7月のこのブログにも
バブル後の日本は、平等、発展というイメージがだいぶ後退して
格差、衰退というイメージがじわじわとひろがってると
書いたけど
いままでみてきた、数値のみをそれこそ金科玉条のように
見ているというのも、もしかしたら、これから生きる道を
見誤るもととして機能しそうだと感じるこのごろだ