大機小機

本日の日経新聞の15面、大機小機には新興国の経済発展がすすみ
2060年には、中国、インドを中心に、経済地図が大きく変わるという
文章がある
一方、以下のような本には、別の見解がある


銀座の投資家が「日本は大丈夫」と断言する理由 by 大原浩


中進国になって、その後ひとりあたりのGDPをふやしていける
というところに、大きなハードルがあり、なかなかむずかしいところだと
しかしながら、インドネシアなど、やはり成長の見込める国は
あって・・・となかなか面白かった


話がとぶのだが、昨日わが社の内定者説明会をやってそのなかで
中国人との関係という話がでていたとき、ついいま仕事をしながら
思うことを口にしてしまった。実際のところ、若い人をまえにして
しゃべるにはふさわしくなかったかもしれないのだが。
つまり、仕事で間接的にとか報告を聞く、中国人の態度が
あまりに(日本人からすると)横柄であり、ついに私はちょっと
中国人の方へ、かなり偏った見方をしつつあること。


そんなこともあって、またやはりデモ、暴動の報道もあって
中国に関する、少なくとも積極的なビジネスというのは
考えにくいと思ってる
そうしたとき、一番最初に書いた、記事の主張と、次に書いた
大原氏の見解があったとすると、やはり大原氏の見方を
支持したくなってる
いいえ、いまこうしてそこそこ冷静に思ってみると、こういう
思考をする自分の傾向を知ったうえで、記事にあたるくせを
つけたほうがいいのかなと思う


楽観的な見方をすることを、自分のくせとしたい(いつからか
それはいいことだと決めている)と思ってるが、そういうつながりで
いうと、大機小機の終わり近くに、シェールガスにふれるところが
あるのだけど、エネルギーについては、おそらくイノベーション
思われることが次々おこり、いまの常識はくつがえるのではと
思う。そして、そのイノベーションは、日本の技術が生きる
大きなチャンスとなって訪れると、勝手に思ってる


先週行った社内の会議で、携帯電話になくてはならない素材が
日本の紙漉きの技術を応用したものだという話をした


ご参考
http://www.kigs.jp/db/kakusinhis.php?kno=8&sno=208&PHPSESSID=


こうした、日本がもつ地力というか、すごさが
まだまだ見直され、見出されるときがでてくると思う
可能なかぎり、わが社も挑戦してみたい
日本人らしい、イノベーションの一翼を担うような仕事