例えばこんな感じはどうだ

ひとつの仕事が、人海戦術というか人の手で
進めていく、またお客様からみたら、相当高額な買いもので
ということで、私たちの仕事と、共通してるのが
建築、大工さんの仕事だと感じる


こうした、受注したものが、ある意味とても大きな意味を
もつ仕事では、「実績」がきわめて大きな意味をもつ
よくいわれるのが、なにか次に向けて広告とか
営業するのではなく、実績を作ることで、次の仕事が
見えてくる。いかに高い品質の実績を作るということに
注力すべきだと


前に、社内でいったことがある。実績があるところに
仕事が集まるというのは、わかるしそのとおりなのだけど
実績が足らないとき、どうしたらいいのか?
それは、実績がない、もしくは足らなくても、仕事をだしたいと
思わせるなにかを、持ってること、持とうよといった


それは?と思う
ひとりひとりが元気なこと、意欲に満ちてることではないか
先日、ここ最近取引が増えてる会社の方と話していて
我々の業界は、手さぐりで仕事を覚えて、なんとかやってきたという
ことがあるでしょうという話をしていた。仕事をしつつ、若い人を
育てて、育ったらその人がまたもっと経験のない人を
育てていく。そういうことの繰り返し
このことは、技術がどんどん新しくなるということもある
そして、やっぱり需要が一定のところ、増えてるから
できることでもある


統計の取り方ということもあると思うが、バブルのあとの
1990年以降でいって、システム投資というところの統計
(特定サービス業というくくりの、統計)でいうと
10年で倍以上に増えてるということがあった
まだまだ、この業界は、広い意味では伸びる余地があると
感じる


話が一気にとぶのだが
まえにもかいた、人気コミック「あずみ」のなかにでてくる
仏師になりたい青年が言う言葉が気に入ってる
自分の作ったものが、ずっとあと、何十年、何百年と残っていて
そしてできれば、見る人になんらか思いが伝わるような、そんな
仕事がしたいとつぶやく
この気持ち、こうした誇り高い気持ちを、なにかを作るということで
お金をもらう技術者であれば、思ってほしいと感じる
そして、極端な言い方だけど、意味あること、価値あることは
ある意味、自分で決めるのだ。自分で価値があると感じること
または、価値を見いだせること。そうした、気持ち、心の高さ
柔軟さが、生きることのヒントになっていくと感じてる