返せるボールは確実に返す

最近のテニスのコーチの指導に
返せそうなボールを、ミスなく返球することが
大事だよということがある


テニスプレイにて、たとえばバックの足元にしっかりと
くるボールなど、上級者でもミスをしてしまいそうな
ボールだとか、ライン際にはいるボールだとか
返せなさそうなボールの対処にうまくなるということを
目指すということは、とりあえずおいておいて


例えば、コースだとか、ボールのスピード、スピンにしても
よくある、返せそうなボールは、ミスなく返せるように
なろうということらしい


もうひとつ、つっこんでいえば、ミスのない状態を
普通の状態として、キープすることが大事とのこと
ミスをしながら、いいショットをだすというのは
やさしいのですと、いいきる。最近は、ラケットもいいし
ボールをとばすということでは、ほんとにしろうとでも
スピードボールはだせちゃうし、コースだってたまたま
いいコースということだったら、特にミスしながら
だったら、でるのですよと説明する


中級、上級となっていくためには、ミスをなくしていく
ミスしないという、メンタルな部分での強さを作っていく
ということが大事なんですと説明する


このことを、「経営」ということにおきかえてみると
確かにと思い当たるところがある
「頑張って仕事をしてる」「忙しい仕事をこなしてる」
対策は?というと、できることを、不十分ながら
やってる


そうしたことは、ほんとに忙しいだろうし、大変な労力だと
思う。どうかすると、健康面も心配になる


一方で、忙しくしてることや不十分ならがいろんな
課題にとりくんでることは、いいかえると
皿回し状態の忙しさをかかえて、もぐらたたき的に
会社の課題をおっかけてるということに、なるのではないか


じっくり会社の課題を俯瞰して、対策を長期的なこと
短期的なことでわけて、長期で取り組むことは
長期でできるような、人の配置、またそう努力し続けられる
環境を作っていって、時間をかけて解決するということを
怠らない
まさに、少しずつだけど、効果があがる対策をたてて
対応する
テニスでいえば、ただボールをうつというより
コーチのいう、ミスしないというメンタルトレーニングを
しっかり時間をかけてしていくということを伴うということ


テニスは、実は社長の就任と同時にはじめているので
すでに12年たった。ここのところ、実際自分がうまくなるという
ことが、みえにくくなっていて、ちょっとどうやって
ブレイクスルーしようかと思ってるところでもある
おそらく、コーチのいうことは真をついていて
ブレイクスルーするには、メンタルな強さを、めざすことが
近道なのかもしれない。


テニスプレイなどは、おそらくいっしょにやってる
相手と、いい状態をキープできれば、それはきっと、上達する
まさに相手にいい刺激を与えられるような状態が、どんどん
お互いでれば、まさに上を目指せるということ、想像できる


でもね、やっぱり長期に取り組んでこそ、なんとかなるような
しろものだな・・・