自分にとって必要なことを他人からもらう

テニスのレッスンにでて
気づくことがあります


「指導してもらう」というのが、結構楽しいこと
そして、やっぱりなかなか、コーチの言うとおりやるのは
難しいこと。さらには、指導されたこと
忘れてしまうということ


楽しいというのは、できないことができるようになるというのは
楽しいのですね。先日、ドロップショットを練習しました
まず、ボールを手でとってみてという、指示がありました
そうして、その手でとる、ふんわりを、ラケットで表現してみて
と続きます


ここで、そこそこ、ドロップショットらしきものが自分で打てたりして
楽しいわけです
カウンセリングでいうところの、「行動療法」なんていわれる
人の行動を変えてく、方法がこんなところの見えてきます


学校に行けない、という人にちょっと、玄関まで行ってみましょう
それができたら、駅までいってみましょう、その次は学校の
前まで行ってみましょうとやるわけです


そういう類の、ちょっとずつ、やってみましょう
というのは、行動を変えるということの、定石といっていいですね


ところが、コーチの指導、やっぱり難しいときがあるということ
もっと一球一球を大事にやって、ということがありますね
ついつい、ボールの対処に迷って、ラフな対応をしてる
ということがあります。だけど、一球たりともおろそかに
扱わない、そういうことが大事だと


テニスのレッスンしていて、ああと気が付く事
自分が仕事でいつも、指導する側にまわっていて
指導される側の感覚を忘れてしまってるということが
あるわけです


このごろ、気になるのが、指導される側にしたら、ちょっと
その指示は、どうもいただけない、ちょっとやる気にならない
という指示を、飛ばしてるときがあるのかなということ


この、指示がマッチしないというのは、見方をまちがえると
「さぼってる人」がそのさぼりを指摘されて、ふて腐れる
ということと、見間違うことがありますけど
そうではなくて、マッチしないということ


ある本を読んでいて、それは、こんなミスマッチ感だと
書いてました
年配者が、いまの若い人はこんなの、好きなんでしょうといって
「甘いだけ」のスイーツをだしてきて、その善意はわかるけど
「食べたいもの」は全然別なんだなーと思ってるような・・・
と表現していました


人が主体的な仕事をしていくのに、というところで
山崎友丈先生は、解説しています(メンタルヘルス経営学、金子書房)
3つの要素が必要です
心身の健康、能力、組織の目標に対する、共感、理解とのこと


結構、できてるつもりで、やってないのが、3つ目の目標に対する
共感、理解というところになるのではないでしょうか


そこが、ぴったりきてないと、なんとなく、ぼんやり、なんとなく
やってるようなやらないような、となってくる


ここについては、常に、自分がやりたいことを、発信かつ
チームが必要としてるミッションの理解に勤めなければ
ならない。


システム開発の仕事をしていて、「勝てる状態」をまず作ろうという
話を、よくしています。システム開発って、とてもクリエイティブだし
進化していくことを、思うと、その仕事をよくできる、状態、
それは参加してるメンバーが、「品質を高めることに積極的」
「次のステージも意欲をだして狙ってる」「自分の成長にも積極的」
であり続けることが、「勝ってる」状態といっていいと感じます


その状態がキープできれば、社員間のいいスパークがでてくる
つまり、もっと高いレベルのなにかがしたいという要求がでて
それを実現できる、チャンスをものにできると思うのです


そうした、いい状態が保てれば、チャンスはでてくると
思っています。つまり、お客様から指名で、仕事をとる
ということだったり、他社がなかなか手をだせない、仕事を
するチャンスがあったりだと、感じます