SEの能力

ときどき、たくさんありすぎて、なんなんだ?と
思ったりするのですね


知ってる人は、多いかもしれないですが、SE,システム・エンジニアって
和製英語とのことで、なにか、いろんな意味で使われちゃうって
気がします


「なるには本」、「コンピュータ技術者になるには」によれば
家づくりにおける、大工さんの役割が、システム・エンジニアだと
でてきます

以下引用 P.88


このSEというのは、和製英語で、アメリアでは単にプログラマー
指します。しかし、日本では、システム開発の全行程を見渡し、
それを主導する人をSEという名前で区別します。アメリカのように、
ソフトウェア開発の技術者を、プログラマーやコーダー(実際に
プログラムを記述する人)、オペレータなどと厳密に区分すると
業務の流れが硬直化するという危惧が、日本のシステム開発現場に
SEが誕生した理由です。その背景には、専門性を重んじるアメリカ人と
組織横断的な能力を重視する日本人という違いがあるかもしれません。


引用終わり


そういう意味で、SEはプログラム言語を使って、開発もすれば
設計、設計の前の要求分析や、要件定義、開発が終わりリリースする
その段取り、保守を行うことも、SEと呼んだりしています


そういう意味で、ざっといいますと


設計力、プログラミング、そして、顧客とのコミュニケーション
見積する能力、自分の指示で動いてくれる、プログラマー
指示、また指導する力と


こりゃ、仕事するうえで、考えられるすべての能力じゃないかって
気がしてくるくらい、多種多様な能力を、必要とされます


そして、プロジェクトが走り出すと、客はわがままを言うわ
プログラマーは勝手な行動はするわ、どうかすると
所属してる会社の上司からは、理不尽ななにかが、とびだすわと
ストレスの宝庫といっていい、環境にさらされる
なんて、過酷な仕事なんでしょうと、なったりします


でもね


裏を返すと、それだけ、注目され、需要も多く
やりきっていけば、能力が高くなるのは、もちろん
会社においても、存在感はぐぐっと大きくなるでしょうし
やりがいも、ある、客からも感謝されちゃう
いい、なかなか、ない、仕事なんだって、思うのです


そういう、SEと日々つきあう、自分としては
やっぱり、人間力を鍛えようと言います


まずは、コミュニケーションだよーと
声をかけます
自分の状態を伝えられること
自分のまわりの、いろいろを報告できること
これだって、なかなかですけど
まず、そのあたりからやりましょう


報告があれば、助けてあげることも、可能性は
ぐっと、広がります


さあ、日本のSEの皆さん
年末年始はしっかり休んで、英気をやしなって
また新しい歳に、飛躍を誓いましょう