仕事の重要性を語る

マネージャーの立場になったら、その配下にいるメンバーに
いまやってる仕事の重要性を常に伝えていくということが
とっても大事だと、繰り返し思う


例えば、ある仕事について、同じチームだとしても、その仕事に
関しての、とらえかた、仕事自体の意味であり、手ごたえといったものは
立場がかわると変わるということを、まず認識したほうがいい


5人のプロジェクトチームがあるとする。そのリーダは、設計の中心であり
お客様に対応していく場面でも中心とする。おそらくは相当忙しい
そのリーダ役をやる人は、相当充実感を持って、成長の機会になりうると
感じる。ところが、リーダが忙しければ、忙しいほど、まわりのメンバーとは
立場が変わってしまうということが、起こりそうだ


設計において、その書き方であり、機能そのものを、システムにのせるか
どうかということについて、かなりお客様とつっこんだ交渉をする
そうしたことをやりながら、設計書の品質をあげて、その設計書にもとづいて
モノづくりをする、メンバーへの指示だとか、それに伴いメンバーの
育成にも、心を配らなくてはならない
と、こう書いただけでも、そのリーダの仕事は、めいっぱいすぎて、はちきれそう
なのが、想像できる


こういうときに、そのチームに直接かかわらない人が、ひとりひとりの
メンバーの役割を、相当な注意をもって、見続けて、かつ助言して
役割をリーダと連携して、増やすとか減らすということについて
介入してやっていく。つまり、メンバーが「自分事」で進められることを
可能な限りふやしていくということをする。
こういう側面支援ということが、とても重要なことだと、最近気にしてる


仕事の重要性、客観的にみたときに、適材適所をすすめるには
どうしたらいいか、そして、その役割の重要性について、常に語り
当人に納得してもらいながら、仕事をする


人間として、素晴らしいなと思うことは、ひとつの軸をもってること
つまり、仕事でいえば、自分の仕事のやりかたに、信念をもち
つねに、強みを磨いていて、課題を克服していくという流れのなかで
自分を鍛えてる。そんな強い、意思をもっていて、かつ、他人の意見も
柔軟にとりいれる、姿勢があるということだろう
これを、チームに例えるなら、そのチームのやるべきこと、重要性は
なにかというこを、メンバー全員が意識をしていて、かつ
チーム外からのアドバイス、必要な情報をとりいれて、チームの活性化に
常に気をくばり、またそうした外部刺激をとりいれることを成果に
結び付けてること


チームの渦中にいて、目の前の仕事に追われていると、なかなか
客観的な視点というのは、もちにくいなと思うこともしばしばある
それなら、本当に信頼している仲間から、いまの自分の姿
自分の属するチームの姿を、どうみえるか情報をとり
かつ、内部の状況を、克明に語ることで、内部情報も伝え
客観的な状況の把握に努めるということがあってこそ
いい仕事ができるということが、言えそうだ


いい仕事をするということが、いい人材を育てる
いい人材が、仕事の質を高めて、またその仕事からいいものを得られる
そんな循環が、見えてくる