4大大会準優勝

スポーツで、素晴らしい成績をあげた
というニュースは、うれしい
錦織圭は、テニス界の4大大会といわれる、もっとも
高い位置にある、大会のひとつ、US Openで、準優勝した


そのレベルの高さは、世界中から、テニスで王者をめざすものが
あつまり、トップレベルのプロ選手が、しのぎを競う
ということで、わかる
とにかく、試合のレベルが高いのだ


何試合かみれば、例えば、ランキングが100位近辺の選手と
ベスト30にはいる選手ははっきり、ちがうのがわかる
ましてベスト10入りをはたしてる選手の、テクニックも
メンタルも、目をみはるものがあると思う


錦織圭を、小学生のとき、指導したことがあり
その後も交流があるらしい、松岡修三は言う
彼が強くなったのは、マイケル・チャンコーチとの出会いが
あるという
マイケル・チャンは、錦織の弱点を徹底的に、克服させるべく
練習させたという。
まさに、基本を忠実に、反復練習がそうなのだという
こういう、話は、まさに指導者が、参考にせよという、教科書の
ような話なのだけど
これは、少なくとも真剣に、「指導」ということを
しようとした人なら、気づく、相当にしんどいというか
めちゃくちゃ、「キツイ」ことにちがいない


スポーツにおいても、おそらく、なにか「技」といっていいことを
身に着けようとしたら、基本の反復を、やること
このことに、いわば、哲学をもってすすめるようなことについて
「大事」なのは、誰もが認めるのだが、実際そんなに、真剣に
やり続けるということが、なかなかできないのだ


人間の心は、なかなか、きままだし、コントロールするのが
難しい。その心が、自分は強くなる、自分は勝つということに
常に向いてないと、おそらく、後ろ向きにすぐなってしまう
戦いに勝つということは、自分に勝つことだと、言い切る人が
いるけれど、真剣に、なにかを続けた人なら、うなづけること
だろうと思う


松岡修三氏は言う。錦織は天才肌で、実は基本の練習はきらいなんです
いろんな、記録を作ったスポーツ選手の手記を思い出すと
身体的なであるとか、センスであるとか、天才といわれる
素養をもった、人はたくさんでるのだが、その才能を
活かしきる人は本当に少ないのだという
いわば、生きることそのものをかけて、自分の才能をみがきつづけ
はなひらかせることができること、それが大事だけど
才能をまきちらして、生きてしまう人がいかに多いことか


錦織の、そうした、自分への挑戦へ拍手
そして、やっぱりこうして結果につながったことに
拍手
また、おそらく、錦織は活躍を続ける
昨日、知り合いが、「本番に弱いねぇ」とか「日本人っぽく
かたくなっちゃったか」といった声に、なにか言おうかなと
おもったけど、やめておいた


一ファンが言うのも、軽いかもしれないけど
錦織は、きっとまた結果をだしてくれる
だから、いま口でなにか言っても
意味がないし、どうでもいいことになる


応援したい、がんばれ! 錦織圭