システマーズの進む道

先週はセミナーに参加して
何人か、同業の会社の方と話す場面があり
名刺交換をした
それぞれ、URLをみたりすると、しっかり特徴がわかる
という会社が多くて、いいなと思う


そうしたとき、わが社のWebサイトをみて、この会社って
特徴あるなと、思ってもらえるのかな?と反省する


いまや、当然、Webサイトは自社の顔といっていい
存在で、その印象は、とても大事なものだと
認識してる。そうしたとき?はて?
となるときがある


実際のところ、はっきり、特徴がわかるようなことって
打ち出すのであれば、それはそれで、「覚悟」がいる
ということもある


1か月ほどまえ、知り合った人と、仮にWebサイトを
変えるなら、どんなことを、柱にするのかとなって
ちょっと、とまどってしまった。
それは、対社外にうちだす、柱となるべき、方針が
すっきりとみえてないということに、気が付く


たとえば、将来性のある、製品の取扱いといったことを
乗せるという方法がある。自社開発していて
そして、評判もとれていれば、それはそれで
すばらしい
ところが、正直、自社開発した製品をもつということは
大変大きなエネルギーを注ぐということだし
作ったら、売れるなんて、甘いものではない


分野特定で、ひとつの技術分野、言語やDB、また「工程」に
こだわるというのも、ひとつの方法でしょう


野球のポジションでいえば、ショートをずっと守って
ショートをやらせたら、うまいという選手と、内野も外野も
そこそここなす、選手がいたとして、「選べる」状況の
決定者がいたら、ショートの選手を使うでしょう。
(もちろん、他のポジションはそろってるとか、「選べる」
状況があってのことだ)


これもわかりやすいのだけど、それでは、いわばそのポジションに
強いという評判がとれるように、ほかのことを
切り捨ててすすめるのかということがある


確かにどれもごもっとも、の意見だし
だんだんに、他社からみて、見える、もしくは
わかりやすい、特徴をださなくては、生き残れないと
感じる


20年ほどまえ、そのとき、くりかえし会っていた、他社の役員の
方に、どんなSEを、ほしいと思いますか?と聞いたら
業務に強い、SEだなという答えがあった
そのことは、くりかえし、思い出す言葉となった


いまも、親しくつきあう、会社の社長は、あるとき
「プログラムが作れて、ちやほやされるのは、せいぜい20代まで
その後は、ほんとうの自分の武器をもたないと、だめなんだよ」
と言っていた


会社を運営していくということ
それは、やっぱり二階建てでいたい
一階は、生きているそのもののために、どうしても
必要なものがある
でも二階は、夢を感じるものもあってほしい
そんな、二階建て
いままでは、一階がしっかりしないと、二階はできない
というところでしょう。でもね、これからは
少しずつ変わっていきたいという気持ちもある
そのひとつのヒントは、人材育成です
人材育成にこそ、当社の強みがあるのだから
そこから、考えていくというやり方です


考えて、考えて、考えて
ときには、やっぱり足元もみて
進んでいきたい