オリジナリティ

B to Bのビジネスをしていて、ときに
自社のオリジナリティとは、という、本来はいわずもがなの
自問自答に、行きあたる


オリジナリティはとっても大事なのだけど
オリジナリティを、もつ、また発揮をするとか
保つということと、安定した売り上げをもつ
ということを、比較したとき、「食っていく」には
一定の安定した売り上げということが、クローズアップされる


池井戸潤の「下町ロケット」で主人公はつぶやく
会社(中小企業)は2階建てがいい
一階部分には、存続していくのにどうしても
必要なものがある。家でいえば、玄関、キッチン、バスルームとか
だけど、必要なものだけというのは、窮屈だ
だから2階部分がほしい、それは夢を実現する場だと


ああ、いいなと思った
人間は、夢や希望をもつから、いいのだといえる


夢や希望という意味で、このところ思ってることがある
実際、技術者が関連する仕事、プロジェクトを支えるという
立場でいろいろ、動くのだが、これは、見方をひとつ、しぼれば
ということになろうか、技術者の夢や希望を、探す手伝いであり
実現する、後押しだと思えることだ


ビジネスである以上、お金、値段ということと
切り離せないし、他社がからむことがほとんどだから
他社の思いとか立場もある。だから、裁量の余地というのは
限られるのだけど、やっぱり夢や希望を大事に
したいと思うのだ


オリジナリティということを、思う
会社のオリジナルなもの、作っていきたいと思う
実際、ソフトウェアは、自社製品を作りやすいということも
ありそうだ。オリジナリティも、他社、他人からみて
オリジナリティがあると認められて、ビジネスでは
存在として、認められられるということも
意識したほうがいいだろう


会社は、存続するのに、一生懸命やってきた
やっと、存続することだけから、次のステップを
見る段階にきたといっていいかもしれない
その次とは、なにをもってそういうのか
ここで、当社が売上をあげている、そのベースについて
ひとりひとりがどう位置付けていて、今後どんな展開が
あるのかということを、見つめていきたい


次のステップ、そしてまたその次というなかで
なんらか、他社より先にいける、他社からみて
価値といえる、会社の特徴をみつけられたらいい
そういう過程をやっぱり大事にするということが、
とてもいいと思える


当社はもうすぐ、41周年を迎える。また未来がより
輝いてみえるときを増やしたい