なにかを、伝えたいということ
これは、人間の根源的な欲求といっていいのだと
思っています
その、「伝える」ということが、なんらかの、形をとる
ということ、素敵だなと感じます
先週は、長いおつきあいをしてる方が個展を
やっていて、その仲間と言っていい人と
久しぶりに話す機会がありました
その個展をやった方、Fさんとしましょう
Fさんは、基本、絵を描くのですね
正確には、皮を使って、絵だけでなくて
「モノ」を表現します
今回、尾形光琳の、風神雷神図が、皮で
表現されていて、その緻密なところに、いいなと
思いました
またFさんは、数年前に北斎の神奈川沖裏
という、おそらく北斎は知らなくてもこの絵は
知ってる、新しいほうの千円札の図柄にも採用された
絵を、模写していました
そして、つぶやきます。北斎の絵を模写していると
いかに、北斎がすごいかというのを、感じるんです・・・
なにかを伝えること
Fさんのご近所で、ガラス工芸をやってる方が
今回もいっしょでした
その方とも、複数回会うと、顔をみれば笑顔になる
そんな、つながりを感じます
ガラス工芸、ガラスがなかなか、思い通りの
姿をしてくれないのですよと、笑顔で話します
また、あるときは、ミュージカルもやってみたかったと
話がはずみます
そういえばと、Fさんは短編の小説も書いてみたと
教えてくれました
実際のところ、このブログも、表現したい
誰かに、もちろん社員の人はもちろんですが
縁ある人がみて、なにかが伝わったらいいなと
思って、書くときが多いです
人間は、ひとりでは生きられないのですね
だれかに助けてもらってる、誰かに支えてもらってる
そういう感覚をもっていたいと思います
そして、可能な限り「支える側」にも立てたらいいな
そんなふうにも、思います
歳を重ねてくると、自分自身もありますが
病気をしたという話も、顔がつながってる人から
聞くようになります
そうしたとき、ほんのちょっとの気配りというか
気にしてくれる感じで、元気でよかったと
そういう、声掛けがあるかどうかで、いいなと思う
気持ちになります
伝え方、ということもありますね
やっぱり親しくなるのは、ちょっとずつのほうが
自然という場合が多いですよね
もちろん、一気に親しくなるがあっても、当然いいのですね
共通点がぱちんとあると、そういうこともありますね
なにかを伝えること
そして、受け取った側も、伝えた側も
笑顔になること
ちょっとずつでいいんで、続けていけたら
素敵ですね