好きになるというのはいいね

昨日は、テニスの話題にて、錦織圭が準優勝のことを
書きました。実際テニスもすきになって
ずいぶんたちます
いいなと思ったのは、シュテフィン・グラフのウィンブルドン勝戦
だったと思います
パワーで押してくる、ダベンポートに対して、精神力とショットの正確さで
押し返すといった、感じの試合。グラフはダベンポートを
寄せ付けず、強さをみせつけた


テニスが好きになったのは、そうした、戦いのなかに、心の高さみたいな
ものをみたからだ
好きになるのは、きっかけがあるのでしょうかね


錦織の試合は、またテニスが好きになるなと思える内容だったと
思います。内容が高いのです
人間はなにかが、好きになって、自分を豊かにしていくのだと
感じます


テニスをやっていて、よかったなと思うのは、自分の体をとおして
そうして、好きななにかを、感じることができる
ということもありますね
できなかったことができるようになるって、すごく楽しいことですね


例えば、信州が好きと人に話します
信州の山の景色の美しさを語ります。自然の美しさを、感じることは
価値あることだと思います
自然の美しさを、感じたくて、旅をする人って多いと思います
東山魁夷は、日本の美しさを求めて、海と山の、日本らしい美しさを
唐招提寺の御影堂の襖絵に残しました
そうした、一心になにかをやりとげるという、生き方が好きです
その東山魁夷のコラムから、京都の美しさをめでている、文章を
みつけて、京都でみる、枝垂桜と月の美しさをみたいと
京都まで行ってみました


そのとき、感じたのは、月も桜も確かに、美しいでも
自分の目にはいったのは、円山公園で宴会する雑踏。
きっと東山魁夷も同じ、人の波はみていたのだけど
純粋に、月と桜をめで続ける。そうした心の動き
東山の、気持ちの強さというか、純粋さに、また、好きになる


話はもどって、信州の美しさ
あるとき、安曇野の山の美しさをみる機会があり
いろんな角度から、北アルプスをみたり
もちろん、上高地をあるいて、じかに、北アルプス
よさを感じたり。
ときには、せっかく山にいったのだけど、天候にめぐまれず
雨と霧でなにもみえずに、残念という思いもして
だからこそ、山の美しさが、目に染みて、その山を
好きになったりしたのです


立山にいったときも、台風が近づいていたということもあって
天気は、晴れたり雨になったり、と不安定でした
そんななか、この時間はれてほしいなと思った時に
山はきまぐれなんでしょう、あれ、っと、ちょっとのあいだで
太陽がのぞき、山が青空のなかに、たちあがったのです
そのときの感動。なぜ、山をみてるだけなのに
こんなに、感動するんだろうと思いました


心は、きままなもの
きっと、見たいという気持ちが高まるから
その風景も輝きをますのかもしれないですね
人間、生きたい、生きようという気持ちが
高まるから、日々を大切にできるのだと思います
そうしたことに、気づけたら、さて、あなたは今日、
どう生きますか。どうやって、自分で自分の一日を
充実したものにできるか、考えること、意識してること
とっても、大事なことです