人材育成ということ

先週は、身内に不幸があって、近しい親族が
集まり、慣例に従い物事を進めるということに
なりました


そんななか、頭にあったのは、人を育てるということ
なんですね


どういうことかというと、私は立場からし
人を育てて、社会に貢献できる仕事をしていこうという
ことを、念頭にビジネスをしています
そして自分ができる最大の役割は、その基礎である
人を育てるというその1点が大事だと常々思うのです


そういういってみれば、「くせ」から
身内の不幸という場面においても、自分より
年若い人に対して、この場面で何を学んで
ほしいのかということを、くりかえし、思っていました


大事な人を送るということ
映画の「おくりびと」は、なかなか、そうした別れに
ついて、人間の心のすみっこにありつづけるこだわり
といったことについて、描き出してるいい映画ですね


こういう場面で、家族、大事な絆がある人の
気持ちに寄り添う大切さを知ってほしいと思っていました


人間は、感情で生きてる部分が相当あるんだ
そういうことも、学んでほしいと思っていました


私は、生きてきて、大事な場面、大事な覚えていたいことに
いくつか出会えることができました
それは本当に幸せなことで、人生の宝物といっていいと
思います


大事にしたことがあるから、人の気持ちがわかる
そういうつながりって、気にして生きていきたいと
思います


何かを好きになることって、生きていくうえで
とっても大事なことだと感じています
好きになるというのは、自分を豊かにしますね


そのことと、くっつく話なのですが、人が大事だと
思うことを、共感して、大事と、見守れる心をもつ
育てることって、本当に大事なことです


日本は、そこそこ豊かになりました
ゆえ、一見、食べていくのに、困らない
これは、不幸なことかもしれません
自分が、経済的に本当に自立できるかということを
見えにくくしてしまいます
その1点だけ考えても、生きて行こうとする能力が
劣ってきてる、言い方を変えれば、「退化してる」
といっていい、状態なのでしょう


そういうなかで、いままだまだ経験浅い、
20代、30代の人はどう学び、どう生きればいいのか
ずっと考えて、見守り、ときには
なんらか、アドバイスくらいしたいと
強く、真剣に思います