LILI

LILI リリーという、造語ですが、言い方があるのを
知りました。もっとも10年くらいまえだったと思います
柴田励司氏のセミナーに参加してのことです


L:Listen I:Inform L:Lead I:Involve


聞くこと 知らせること 引っ張ること 巻き込むこと


人といっしょに仕事するときの基本だということです
人は感情で動くということも、そのとき学びました(というか、再認識
しました)
典型的な例をだせば、組織で、ある人だけ「聞いてない」という状況を作って
しまうと、その人からは、そっちで勝手にやれば、という反応に
なりやすいということです


この聞いてない、という状況の話結構、運営していて、やっかいだなと
思うことが、多々あります
というのは、実際組織の運営をしていて、運営する側には、いろんな情報
がはいるし、また取ろうということで、動きますね
運営する側の人と、参加してる側の人には、情報という意味では
差がどうしても、生まれるのですね


その情報をいつ伝えるのか、ということに細心の注意を払っておく
ということが必要です。自分もそうなのですが、自分事でものごとに
あたってもらうには、あるキーマンがいたら、その人にだけ
開示する情報、さらには、ここまでは決めていいという役割を
してもらうのが、とっても重要なことになります


例をだせば、たとえば、ミーティング。そのミーティングで
ここまでは決めていいということを、だしておくのですね
そしてやり方を決める人を、前にだしておきます
やり方を決める人は、そのミーティングに自分事で参加します


さらに、involve 巻き込むということも大事です
何か決めるときに、その決める過程に参加してもらうというのが
大事なやり方です


先日、来年入社予定の人を私の自宅に招いてパーティを
やりました。トータルに準備から参加してもらう人、ひとりには
企画を参加してもらいました。メニューであり、誰にどんな
役割をふるのか、その人に考えてもらうのです


パーティをするのに、思うのは、料理って楽しいってことです
だから、内定者のみなさんには、手を動かして、料理してもらいます
こうして、手作りのパーティをすると、たとえば、居酒屋で
でてきたものを、食べるのより、何倍も親近感がわきやすいし
そのいっしょに時間過ごしたことは、忘れないと思うのですね


社員がいかに、自分事で仕事してもらうか、そのことを、一心に
考えます。
あるときは、客であり、チームの上位者のもってる、「思い」にのっかって
仕事ができる、それも気持ちをこめて、いいパフォーマンスを
だすことも大事
また、あるときは、自分が「思い」を発信し、仲間にのっていってもらう
そういう企画ができる、そういう仕事のやり方も大事


組織にいる以上、両方できるあなたになってほしいですね