関心とコミットメントを持ってもらうために仕事をふる

12月の忘年会の時期に、今年はわが社が45周年ゆえ
忘年会のグレードアップ版で、45周年パーティをしたいと
発想しました


パーティは、社員ひとりひとり、祝う気持ちをもってほしいな
それが希望でした
それゆえ、企画から社員の意見をだしてもらうことが
重要と思いました


数年前、リチャード・アクセルロッド他による
「ひとりで抱え込まない 仕事術」という本を読みました
このなかで、いくつか、人に仕事を頼む、根拠をだしています。
とても、そのなかで気に入ったのが
関心とコミットメントをもってもらうために、仕事をふる
というやり方です


まず、思ったのは、この考えって、つまりは経営そのものではないか
と思ったのです。なにか継続的に仕事をしていくのに
会社が存在して、その会社は、蒸気機関車のように、トップが
ひとり、ワンマンでひっぱるのでなく、新幹線のように
いっぱい、モーターがあって、スムーズに走るものがいいなと
思っていました
そのためには、関心とコミットメントをもってもらうために
仕事をふること、こればあたりまえになってる、会社に
しようと思ったのです


さて、パーティ
せっかくやるなら、自分事で、仕事をやって、パーティにしたい
じゃないですか。
だから、何をやるのか、だれがどんな役割をするのか、どこで
するのか、どんな雰囲気、お金の使い方、などなど
いちいち、自分たちで決めるという行為をしてほしいなと
思いました


実際のところ、理想の思うように、全ては進んでいないのですが
それでも、数人の人が、自分事になって、進めていて
パーティの輪郭が、だんだん見えてきました


実際、お客様がいて、お金をもらって、仕事するというときも
こうして、社内のイベントを企画するというときも
何か、目的があって、その目的を達成すべく、働くということでは
いっしょのはずです
人と人が共同して、なにかやっていくときに、声かける人は
そういう意図をもって、よくしていこうと動かなければ
声かけられた人が、動いてはくれません


仕事するって、自分で考えて、判断したものを、行動するって
積み重ねがないと、いつまでたっても、自分の考え
そして、誰か協力者を得るっていう、基本的な行為について
うまくいかな、という状態が続いてしまうのですね


自分事で仕事できること
これは、なににおいても、基本なんですね


全社員が集まるパーティ
そのために、汗を流してくれた人が
やってよかった、と思えたら、それでいいと思っています
楽しみです