ポトフ

大根が主役のポトフが、このところのお気に入りです
大根、ねぎ、にんじんを軸に、あればきのこなんか
いいでしょう
肉は、2,3種類いれます。鶏の骨付きのところ、ベーコン
ソーセージが定番です。別のものでもいいと思います


あるとき、料理の本だったか、テレビ番組だったか、少し
ぜいたくともいえますが、肉を2,3種類使うということが
深みのある、味になるとでていて、そうだなと思います


こうした、ポトフだとか、スープはつい、市販のコンソメのキューブを
使うということが多いですね。自分もそうです
そうなのですが、肉を2,3種類つかえる、かつ煮込む時間が
とれるなら、コンソメキューブは使わずに、やりたい
味が、とても自然、やわらか、そしてしっかりした
だしがでる、そういうポトフができます


大根、ある程度厚めにスライスして、大きな大根だったら
さらに半分にしたもの、よくおでんにでるくらいの大きさに
しておいて、面取りします
もちろん、面取りした小さくなったところも、別に味噌汁などで
いただきます
面取りといった、ちょっとした手間をかけるのは、時間はかかりますが
たとえば、作ったポトフを友人と食べるとしたら、その友人たちの
ことを思いながら作るのは、とてもいい時間になります


手作りするということ、時間をかけるということ
これ、生活のなかで、いい時間のかけ方をするというのは
なかなか、素敵な時間の使い方だと、気づきます


世の中、効率化がいわれ、なにかと手間を省く方向に
動きますね。だけどあえて、手間をかける、ということ
食べ物に手間をかけるのは、好きですから(仕事してる平日には
そうそうはやれませんが)とてもいいのです


好きなことをやる、ということ
好きなことに手間をかけるということを、どこかで
みなさん、忘れてしまってるということが言えませんか?


さて、ポトフ。2時間ほど煮込んだら、ねかせます
煮込んだ後火をとめて、さますということねかせるということ
これが味がでていい時間だと読みました
たぶん、経験上、そうだと思います


やさしい味のポトフを囲んで、気の置けない仲間と
休日を過ごしたら、その時間は輝いてる時間になります
いっしょに食事したりできる仲間がいること、たまには
自分で作った料理でもてなしてみるということ
こんなうれしい時間を知ってる、実践できる自分って
なんて、素晴らしい人生を送ってるんだと、自画自賛します


手作り料理、とてもいいですよ