手羽だいこん。なにがいいのかというと
味、です
だしにて、手羽とだいこんを煮込みます
気にするのは、調味料。砂糖は先にいれます
そして、「かえし」を使います。しょうゆ、みりん、酒をあわせて
「寝かせ」たもの。これを使うことで、まろやかな味が
できます
手羽だいこん、おそらくは煮込みはそうなのですが、煮込んで
二日目なり、味がしみたところがおいしいということが
あるんですね
また、手羽のとろとろになった成分が汁に溶け出してるのも
うれしいところです
お酒飲みの私には、こうした「だし」の類のつまみは
うれしいものです。もちろんそのほかに、肉や野菜、魚も
いただきますが、そういうなかに、こうしただしのものは
ほんとに、うれしいです
「煮もの」がいいな、となあったのは、上記に書いた、かえしを
使うようになったということが、ひとつの大きな要素と
言えます。こうした調味料の使いかたでえ、全然料理の
楽しみ、おいしさが違うということ。やってみると
たいへん、あたりまえなのですが、なかなか気づけないことと
思います
作り置きで、特にテレワークなどするようになって作るのが
チリコンカンです。私は大豆で作ります。乾燥した大豆は
一晩水につけて、やわらかくし、また小一時間、ゆでてから
煮ます。このスローなところが、なかなか手間かかりで
たいへん、とも見えますが、そうして、時間をかける
ということが、かえって、料理する自分自身の満足につながったり
します
料理から少し離れますが、時間をかけるということは、実際自分の
気持ちに大きく影響するということがあると、気が付きます
これだけ、時間をかけるということ、ちょっとたいへんとも
言えますが、気持ちの持ちようでできるとわかる
そうなると、料理であり、自分でいえば、仕事もそうだし
誰か友人と連絡とるといったことも、いろいろ「手間」かも
しれないけど、その手間かけてるときの気持ちが、満足度に
つながるのでは、と、気が付きます
チリコンカンは、大豆と、トマトピューレ、ひき肉(鯖缶でも
やりました)、コンソメ、そして、ハーブです
チリペッパーを使います。おそらくチリコンカンの名前のもとも
そうだし、このチリペッパーを楽しむための料理かも
しれません
チリコンカンがいいなというは、実際、ご飯にもあうし
パンにもあうということがあります
もちろん、使ってるのが大豆ですから、栄養も期待できます
料理するというのは、上の時間をかけるということの説明と
重なりますが、自分にとって、いい時間です。おいしいものを
作ってるという意識があり、自分を活かしてるそういう意識が
高まります
人間、自分が役に立ってる、そういうふうに思えるとき、元気なのではと
最近、気が付きます
「人の役に立ちたい」そういう気持ちは、ずっと人間、それも大多数の
人間のDNAに刻まれてる、いわば、「根源的」といっていい価値では
ないでしょうかね?