失敗を活かせるか

失敗を活かせるか?
これが、仕事でもそうだと思いますし、生きる
そのものといっていいでしょう、そのことに大きな分かれ目に
なると思います


失敗は誰もすると思うのです。その失敗から学び
こうしようと、次からは成功に結び付く行動をする
ということですね


そういうふうに考えると、二十代という、社会にでて
まだ日が浅いときに、いい失敗をいかにするか
こういうことが、その後の生き方に大きく関わる
ということになるでしょう


いい失敗かどうか
それは、自分がやってることが、意味のある、つまり
なにかなしとげるというときに、ほしい役割をしてるのか
ということを、受け取れる、理解できてるかどうか
ということがありますね
失敗かどうかも、分からないとすれば、学びようがない
ですね
ですから、まずは「あるべき姿」というのを知っていなければ
進みません


テニスのレッスンで、コーチはいいます
なぜ、いまのプレイがよくないか、やってほしいことは
こうなんだよ、と伝えます
たとえ、プレイとして得点につながっているとしても
やってることとして、正しいのか、いいプレイなのか
ということを、意識してやるということ


営業していて、よく思ったのは、今自分がアプローチしてる
相手は、つきあったほうがいい相手なのか
また相手は自分のことを、つきあってくれる対象として
みてるのか?
いろんなミスマッチが起こるのですね
そういうなかでも、あるべき姿ってどうなのか?
そしてそのことが、対話のなかで、自分が意識できているのか?


失敗はしていいんです
そこから学んでいけば、きっと、なにが大切か見えてきます
失敗して、なにが失敗かわからないまま、時間が
過ぎたとしたら、おそらくはだんだん、むなしく
だんだん、自分のアイデンティティを見失うということに
なると感じます


仕事をするってことは大変です
仕事して、その対価を得るということは
お客さんとなってくれる人が、その価値を認めてる
ということになります
そのことを、忘れないということが、いかに大事か?
自分は一生懸命やってる、だからいいでしょ、では足りないのです
価値に結び付くことをしてるのか?
自分自答している、ということがほしいことです


失敗を活かせるか
そして、自分では気づけなかったことを、気づかせて
くれる仲間がいるか?その仲間を大切にしているのか?
こうしたことを、ぜひ自分のなかで点検してほしい
自分の行動をみつめてほしいです