いいところを、引きだす

チームが、成長すること。チームにいる人の成長を促すこと
これが、仕事していての、大きな目標であり、やりがいと
いっていいことと思います


私は去年会った人から、あなたは人のいいところを引きだそうと
して、それで、会社経営に結び付けようとしてるんですね
といわれて、大変うれしい思いをしました


足りてないな


そう思うこと、しばしばあります
なぜ、足らないか?自分が考えてること自体が、拙いということか
それとも、伝え方に問題があるのか
うまく伝わったとして、考えを実践するその環境ということに
ずれ、とか、なかなか変えられない制限が多いのか?


これまで、何度か、「伝え方」ではないか
と、自己反省して、いろいろその工夫はしたりも
したのです
心理学の本にでてくる、ラポールの状態。非常に簡単にいえば
お互いいろいろ、伝えたいと思ってる状態、そこに
行きつくのだ、となっていて、そうしたことを
意識したりしました


具体的には、寝食を共にする、合宿で、距離を縮めようということ
そもそも、会ってる頻度によるということで、ランチミーティング
実施したり、そういうことをしました


あたりまえといえば、あたりまえなのですが
うまくそうしたこちらの考えたことが、伝わる人、と、なかなか
そうでない、という人と、存在します
チームである以上、なかなか伝わらない人、についても
そのチームに存在してる、居場所がいるのでは、という
声が聞こえます


いま、ここ数か月、伝わったとして、そのあと実践する段に
なっての、制限が多いのではないか?ということが
ちょっと、気になります


私たちの仕事は、分業が進んでいて、エンドユーザの一番最初の
要求を聞いたり、納品にあたりの、いろんなやりとりは、上位会社に
お願いして、主に設計、製造、テストといったことに力を
注いでいます。なかには、そうした工程のやり方といったこと
大筋は自分たちで決めるというより、上位会社がやっぱり
決めるということも、多いのです


そうしたとき、仕事のてごたえだったり、責任といったことが
あいまいになるということが、起こりがちです
つまり、この仕事の成功、失敗は、自分や自分の直接かかわる
チームより、別のところにあると、思えてしまう


そういうなか、自社で意識づけした、あなたのこんな
いいところを、発揮して、仕事してください、について
さぼっていても、変わらない(実は変わるところは
あると思うのですが、そこに目をむけずに)
として、やり過ごすということが、できてしまうのでは
ないか?


こわいことです
そうしたことも、さらけだし
いま、本当に必要なこと、チームにとって、エンドユーザに
とって、自分にとって、どうなんだと、確認し、追いかける
態度は、ほしいですね