ぶどうをいただく

親しくしてる、取引先から季節のごあいさつに
ぶどうが贈られてきて、いただきました


ぶどうの味が、大地に根付いた、おいしさといったら
いいでしょうか?先方の社長さんのお人柄とあいまって
こんなふうな、いい育ち方をしたものがわかる、人に
勧めてるっていいなと思いました


会社経営とは、と自問自答していて、人材育成だと答えるように
なって、もう10年以上すぎました
そうしたなか、10年いいえ、20年とおつきあいが続くこのぶどうを
贈ってくれた会社の社長さんとは、会うたびに、人へのまなざしが
あたたかいこと、チャレンジさせてること、そうしたことが
自分も負けずにやりたいとか、ああ、なるほどそうした、目線で
人を見てるんだなとか感心できる、などにつながり
ぜひ、ずっとおつきあいさせていただきたい、と、くりかえす
そんなことで、つながってると思っています


この味
実際、人材育成と食べ物の味は、そんなに簡単に
つながるような、単純さはないのです。でも、いいえこの味を
選んだ、社長の感覚を共有できた、と、勝手に思っています


こうした、連想ゲームは楽しいものです
実は、根拠はないのだけど、いっしょにいる誰かの話のなかに
やっぱり、人材育成につながるような、ヒントがみえて
うれしくなってる、そういう感じですね


先日の社内の会議において、社員の意識を変化していく
意識アップをめざすのなら、一番低い人をあげてくなにかは
していくのが、必要では、と、意見がでてきたのは、とても
目が開かれる感じでした
その少し前、同じ日の会議の別の議題において


“こうしたい、と、今日言ったこと、「素の自分」なら
やらないことなんです”


このことも、そういうことを、意図して、自分のやることを
さがそうという意図で、議題を設定した自分としては
なかなか、うれしい一言でした


自分を理解するって、かなり大変なことです
そこで、自分を理解するために、設定した、会議のやり方が
こちらから、一度与える、役割をもった人物を、演じてみる
というやり方です。


会社を運営するには、どうやって、取引先から信頼を勝ち取るか
そして、取引先からの要求を、足らないリソースをどうあげて
受けていくのか?
社員の思いはときにばらばらになる、それをどうやって、有機的に
あわせて、方向づけするのか?


難題は次から次へ、起こるものです


そうしたとき、会社の中心にいる、管理職が自立して課題に取り組んで
くれることが、あるべき姿です
言ってみれば、新幹線のなかに、モーターがいくつもあって
スムーズにすすんでるような、そういう経営です
機関車が、全部をひっぱってる、そういうことの脱却です


スタートは、自分の理解から
そうじゃないでしょうか?