今日は会議の日

会議が嫌いだった。とても緊張するし、えらい人が難しいことを
言ってくるし。だいたい、長い。さらにそんな長い会議を
やっておきながら、自分の仕事の成果は落とすなという
そんなー!なんて思っていた


えらい人の前でしゃべらなくてはならないというのは、若い人には
大変なことだと思う。
だけど、今日は会議の利用法を書いてみたい


情報収集。
自分がやってることって、同じ似てる立場の人からみたらどうなのかって
ことを知っておくことは大事だ。「技術力」という言い方があるが
ときと場合によって、ずいぶんそのつかみ方はちがう。Javaのコーディングが
できること、このことを相手にどんなふうにどのレベルでできるのかということを
説明する場面ってあるでしょう。そうしたときに自分がどんなふうに
仕事に取り組んでいて、その様子は他人からどう見えていて、ということを
知ってるということがとても大事になる。


コンピュータシステムの世界では、どんどん技術は枝分かれするし、進化もする
自分がやってることは、どんな技術的な背景があって、その中で今どう取り組んでいる
のかつかんでおくというのは、ぜひほしいところだ。


また「ライバル」のように、自分のなかで気になる存在を見つけておく
ということも大事だ。
「あの人に追いつきたい」
「あいつにはぬかれたくない」
こういう気持ちで、自分を鼓舞できるって大事だ


技術者って、挑戦していかなければならない。だいぶ印象は
ちがうかもしれないけど、いってみればスポーツ選手が試合に
勝つことを求められるのに、似てるかもしれない。
自分を鍛えて、できることをふやす。また、チームでパフォーマンスを
だすにはどうしたらいいか、考えて、行動して、結果をだして
いくことが求められる。


自分をみせること
なかなか、大事なことだけど、そこそこハードルが高いのは
認める
自分はどんな人間で、こんなことを考えてますよと
いっしょの会社の仲間に見せておくということは
とっても大事なことだ。特に若いうちなら、そうした話や
ふるまいを見て、味方になってくれる人がいると思う。
実際のところ、経験豊かな先輩だって、かけだしの頃があった
わけで、不慣れゆえに失敗とか、悔やんだこともあったと
思う。そして、心ある先輩は、自分がやった失敗から
どうやって、ここまできたのかをもとに、あなたに
大切なガイド役をはたしてくれるかもしれない。


人材育成の手法のひとつに「シャドウイング」というのがある
「さっぱりわからない」ときなどに、まさに影のように
同じ事をいっしょにくっついて、やってみるということだ
これは、てまひまかかるやりかたなので、結構現実には
そんなに、できないかもしれない
けれど、そのエッセンスをとってきて、シャドウイング
狙ってる、「自分だったらどうする」と考える状況を
擬似的に作るということは、工夫しだいでできるでしょう


会議はいろんな意味で、大事なのだけど
自分から情報や、ヒントをとりにいこうとしてこそ
生きてくるということが、ある。ぜひそうできる、あなたに
なってください