対人対応力

あいさつをし、お願いをし、ときにあやまる
そうした、人とのやりとりが、スムーズで、お互いなるほど
とできるような、そんな、対人対応力をもつ
ということが、大事と感じます


人と人が集まれば、お互い、感情を持っていますし
いろいろ、自分の思いだけで進むことができないことが
起こるものです。そうしたとき、ちょっとした、想像力をもって
相手に接することができれば、とてもいい関係、いい様子での
やり方につなげていけるということを、思います


チームビルディング、ということが求められます
仲間になるには?といったことを、問いかけます


当社の新入社員研修において、私が担当する一番最初の時間は
自己紹介です。社会人になって、いろんな場面で自己紹介を
するのですが、それを、一味、自分らしさがでるようにしようと
そういうことを、声掛けします


そうした、活動する前提に、せっかくいっしょの会社に入ったのだから
いっしょにいる人と、仲間になろうねと声をかけます


はたして?仲間って?何だろう
それは、と、言います。相手が耳の痛いことも伝えられる
伝えあうことができるようになる、そういうことじゃないかと
言ってみます


自分で言っていて、あ、これは、相当ハードル高いのではないかって
思ったりもします
「ディタルネイティブ」とも言われる、いまの20代の人
人と協力して、なにかしたってこと。チームスポーツだとか
そういう経験がなければ、「ない」ということがありそうなんですね


いいえ、持ってる人は持ってるのでしょう。大学でも「グループ学習」
といったことは、(大学だとか、接することができる先生によるでしょうが)
かなり盛んにやってるという話も聞きます。ゆえそうした「場」において
やったよ、という人は、いるのもわかります


ですが・・・
いま地域のコミュニティはない、ほうが普通かもしれなくて
ゆえ、親以外の人と接する機会はとっても少ない・・・
そういうことを、思ったりすると、全般に人と相対して、なにかする
ということに、足りないものを、感じるのです


そんななか、社会人になると、企業は利益を出すと言う場ですし
企業を取り巻く、環境、とくにグローバル化、リストラあたりまえの
世の中、いろんな意味での競争激化ということが、否応なしに
ありますから、人を育てるということに、人と時間をかけられない
現実というのが、待っています


こんなふうに、思うと、いまの若い世代って、大変だと
感じますね。社会人になるまでの10代、20代前半といった
そういう時期に、対人対応力をはじめ、ほしいものを、もらっていない
ということがあり、社会人になったら、相当なスピードで
仕事ができるようになることを、求められる
二重につらい、ということが、ありそうです


なにかをしなければ、変わらない
だから、まず、対人対応力、大事だし、トレーニングもする
そういうことを、意識化しましょう
意識化できたら、行動のなかに、なにかしら、つながるトレーニングを
いれていきましょう